ラスト・プリンセス－大韓帝国最後の皇女－

愛する故郷へ帰りたい。ただそれだけなのに――。
実在した大韓帝国最後の皇女・徳恵翁主。波瀾万丈なその生涯を、
フィクションをまじえてドラマティックに描く、壮大なスペクタル・ドラマ！

日本統治時代、大韓帝国の初代皇帝・高宗の娘として生まれた徳恵（トッケ）翁主は、日韓併合の推進と朝鮮皇室の消滅を図る政略に巻き込まれ、わずか 13 歳で日本へ留学させられてしまう。祖国に帰れる日を待ちわびながら月日は流れ、大人になった彼女の前に、かつての幼なじみであるジャンハンが現れる。彼は大日本帝国軍に従事する一方で朝鮮独立運動に尽力していて、徳恵と、彼女の兄である皇太子を上海へ亡命させようと計画する。愛する祖国への帰郷を夢見る徳恵と、祖国復活の野望に命をかけるジャンハン。激動の歴史のなかで、想像を絶する衝撃の運命が彼らを待ち受けていた――。
『四月の雪』『八月のクリスマス』など恋愛映画の名手として知られるホ・ジノ監督が、実在の皇女・徳恵翁主の波乱の人生を、フィクションをまじえて壮大なスペクタル・ドラマとして描き、韓国で動員５６０万人を超える大ヒットを記録した『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』の日本公開が、６月２４日シネマート新宿ほか全国順次公開と決定しましたので、お知らせいたします。
時代の波に翻弄される悲劇のプリンセス・徳恵を演じるのは、可憐な美貌とたしかな演技力で本国で絶大な人気を誇り、『私の頭の中の消しゴム』で日本でも多くのファンを獲得したソン・イェジン。ジャンハン役を、『グエムル―漢江の怪物―』のパク・ヘイルが演じ、初共演となるソン・イェジンと息の合った圧倒的な演技を披露。そのほか、ユン・ジェムン、ラ・ミラン、コ・ス、キム・ジェウク、ペク・ユンシク、そして日本からは戸田菜穂など豪華な顔ぶれとなっております。