あゝ、荒野 後篇
2017年/日本配給:スターサンズ
2017年10月21日
(C)2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ
解説
1960年代後半に日本のアングラ文化を創造し、今もなおサブカルチャーの先駆者として注目され続けている故寺山修司(てらやま しゅうじ)。彼が1966年に遺した唯一の長編小説『あゝ、荒野』(あぁ、こうや)。寺山がまるで未来を予測した様なその小説は、2011年に松本潤(嵐)主演、故蜷川幸雄演出による舞台化がロングランされ大きな話題となったことは記憶に新しい。没後30年以上過ぎた現在まで折に触れ演劇作品の上演、出版、回顧展、写真展が行われるなど、その影響力は計り知れない。
この度、寺山修司の傑作小説を『ピンクとグレー』『ディストラクション・ベイビーズ』など話題作に多数出演、2017年公開予定の『キセキ ーあの日のソビトー』『帝一の國』では主演を務めるなど大活躍の若手演技派・菅田将暉(すだ まさき)と韓国映画『息もできない』で世界各国の映画賞を総なめした名優ヤン・イクチュンをダブル主演に迎え、満を持しての映画化が決定致しました。
映画化に当たり時代設定を変え、舞台は近未来・新宿。少年院あがりの新次(菅田将暉)と、吃音と赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”(ヤン・イクチュン)は、ボクシングジムで運命の出会いを果たす。
社会に見捨てられ、もがきながらもボクサーとしての道を進んでいく二人の奇妙な友情と愛、そして絶望的なまでの切なさを描いた青春ドラマ。
本作は、菅田とは二度目のタッグとなり『二重生活』でその演出手腕が高い評価を獲た岸善幸監督(きし よしゆき)がメガホンを取り、音楽は 『レッド・クリフ』『殺人の追憶』『血と骨』などで国内外を問わず高い評価を得ている岩代太郎(いわしろたろう)が担当します。現在話題沸騰中の『二重生活』のスタッフが再結集し、寺山渾身の長編小説に挑みます。ご期待ください。
ストーリー
スタッフ
原作:「あゝ、荒野」寺山修司 (角川文庫刊)
監督:岸 善幸
撮影:夏海光造
脚本:港岳彦
音楽:岩代太郎
キャスト
菅田将暉
ヤン・イクチュン
木下あかり
モロ師岡
高橋和也
今野杏南
山田裕貴
でんでん
木村多江
ユースケ・サンタマリア
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