原題:Truman

2015年/ スペイン・アルゼンチン合作/108分/配給:ファインフィルムズ

2017年7月1日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか 全国順次公開

解説

(C)IMPOSIBLE FILMS, S.L. /TRUMANFILM A.I.E./BD CINE S.R.L. 2015

この度、配給会社ファインフィルムズはスペインのアカデミー賞<ゴヤ賞>を獲得した話題作『しあわせな人生の選択』を7月1日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次公開致します。

◆自分の死が近いと悟った時、貴方は残りの時間をどのように過ごすのだろうかー?友人に死期を伝えるべきか、取り残されてしまう愛するペットはどうすれば良いのか。本作『しあわせな人生の選択』はある男の‘死への身支度(みじたく)’とそれを取り巻く人々、そしてその男の家族である愛犬トルーマンとの最期の四日間を描く。本作はスペインのアカデミー賞である第30回ゴヤ賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞受賞の5冠に輝き、各国の映画賞も続々と獲得。

◆主演は、『瞳の奥の秘密』(米アカデミー賞最優秀外国語映画賞)、『人生スイッチ』のアルゼンチンで最も有名な演技派俳優の一人、リカルド・ダリン。本作では自分の死と向き合い、残された日々を過ごす男フリアンを演じる。そして『トーク・トゥ・ハー』(アカデミー脚本賞、ゴールデン・グローブ外国語映画賞受賞)、『アイム・ソー・エキサイテッド!』のスペインのハビエル・カマラ。死期が近いフリアンに振り回されながらも一緒に行動し寄り添う親友を演じる。そして、フリアンの愛犬トルーマンの演技と存在感も必見である。
監督・脚本のセスク・ゲイは自身の母親の闘病生活の体験を元に作品を製作した。監督は「この映画が、観客にとってそれぞれの死に対する感情と向き合うことができるきっかけになればよいと思いました。心地よく楽しみながら見ることができるよう。死が目前まで迫ると、誰もがどうしても感じてしまう動揺をコントロールできるようにね。」とコメントしている。

(C)IMPOSIBLE FILMS, S.L. /TRUMANFILM A.I.E./BD CINE S.R.L. 2015
(C)IMPOSIBLE FILMS, S.L. /TRUMANFILM A.I.E./BD CINE S.R.L. 2015

ストーリー

カナダに住むトマス(ハビエル・カマラ)は長年の友人でスペインに住むフリアン(リカルド・ダリン)の元を訪れる。フリアンのいとこのパウラ(ドロレス・フォンシ)からフリアンが肺がんに侵され、余命わずかであることを聞いたのだった。フリアンは既にがんの治療を諦め、死への準備を始めていた。トマスからそのことに関して説教されることを嫌がり、彼を追い出そうとするフリアンだったが、トマスはそんなことはおかまいなしに四日間滞在するという。そんなトマスの態度にフリアンは渋々了承する。彼は現在離婚し、愛犬トルーマンと一緒に住んでおり、自分の死後、ひとり残されてしまうトルーマンの身を案じ、トマスと二人で新たな飼い主探しに出かけるのだった。そして、今はオランダ、アムステルダムの大学に通う息子の誕生日も祝いに行くことに。果たしてフリアンの死への身支度(みじたく)はどうなってしまうのか?

スタッフ

監督・脚本:セスク・ゲイ

キャスト

リカルド・ダリン
ハビエル・カマラ
ドロシス・フォンシ

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https://youtu.be/AJSXYu0D3UQ
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