2018年/日本/ 配給:東宝

:©2018「となりの怪物くん」製作委員会 ©ろびこ/講談社

解説

2008年~2014年まで講談社「月刊デザート」で連載され、コミックス累計発行部数は500万部を突破(全13巻)「となりの怪物くん」(ろびこ/講談社「KCデザート」刊)の、映画化がこの度決定致しました! かねてより多くの原作ファンから映像化を待望されていた「となりの怪物くん」。製作陣からの熱烈オファーと、主演が菅田将暉と土屋太鳳の二人に決まったことが決め手となり、競合の末、東宝が映像化権を獲得。大ヒット原作コミックが遂に待望の映画化となります。
友達も全くいない、恋もしたことのないガリ勉・冷血な女子高生が、となりの席の問題児男子に、ふとしたことがきっかけで唐突に告白されたことから始まる物語。初めての友達、初めての恋、初めてのキス、初めてのケンカ、初めての三角関係…。何もかもが「初めて」同士の二人を中心とした、まっすぐだけど不器用な登場人物たちの心を繊細に描いた作品で、単なる高校生同士の恋愛という枠を超えたヒューマンドラマが、女子高生だけではなく、多くの女性から支持を集めています。
主演の一人・吉田春を演じるのは、昨年9本もの映画に出演し、いま最も勢いのある若手トップ俳優・菅田将暉。主人公・吉田春の、“怪物”な中にもチャーミングさを秘めたキャラクターにピッタリという理由と、これまで演じたことのない“王道少女マンガの主人公”を務めてほしいという思いから、製作陣がオファー。菅田本人もオファーを受けた後に原作を読んでとても気に入り、とりわけ春というキャラクターに深い思い入れを持ち、すでに役作りを始めるなど気合十分。まさに相思相愛のキャスティングとなりました。また、これまで数々の映画やドラマで制服を着こなしてきた菅田にとっては、『となりの怪物くん』が最後の学生服姿になります。
ヒロイン・水谷雫を演じるのは、こちらもいま最も勢いのある若手トップ女優・土屋太鳳。
『orange』『青空エール』のような、まっすぐでひたむきな役を演じることの多かった彼女が、あえてこれまでと全く逆の役どころとなる「冷血女子」を演じる姿を観たいという理由から製作陣がオファー。これまで多くのラブストーリーのヒロインを演じてきた土屋が、新境地の“恋愛したくない”ラブストーリーのヒロインに挑みます。
監督を務めるのは、数多くの青春恋愛映画を手掛けてきた気鋭の月川翔(『黒崎くんの言いなりになんてならない』(16年)、『君と100回目の恋』(17年)、『君の膵臓を食べたい』(17年))。
映画『高台家の人々』(16年)、ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(16年)を手掛けた脚本家・金子ありさとタッグを組み、青春恋愛映画の金字塔を目指します。

ストーリー

行動予測不能な問題児―「友達0」な吉田春(菅田将暉)。
ガリ勉、冷血―「友達0」な水谷雫(土屋太鳳)。
物語は、雫がクラスでとなりの席の春にふとしたことがきっかけで懐かれ、唐突に告白されたことから始まる。猛烈アタックする“怪物”春と、それを冷たくかわす“氷の女”雫。いつしかそんなコミカルな2人の周囲には、個性豊かな人々が集まってきて、2人にとって初めての「友達」ができていく。
一方、その騒がしさは雫にとって勉強の障害が増えたのも同然だった。雫は、仕事で家にいない母親に認められるために勉強してきた。「私にとって大切なのは勉強。ひいては確固たる未来」と言い放つ雫を尊重し、見守る春。二人は次第に互いに惹かれ合っていく。
そんな折、実は名門家系の息子であり、頭脳も優秀な春は、絶縁状態だった父親から後継者として実家に連れ戻されることになる。抗う春。しかし雫は自分にないものを持っている春を冷たく突き放してしまう。そして春は悲しそうに「お前に俺の気持ちがわかるのか?」と言い残し、意気消沈のまま姿を消してしまうのだった―。
さらに、落ち込む雫に春の幼馴染である山口賢二(=ヤマケン)が告白。果たして雫と春の恋はどうなってしまうのか―。

スタッフ

監督:月川翔
原作:ろびこ

キャスト

菅田将暉
土屋太鳳

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