原題:102 Dalmatians

あの『101』がスケール・アップして帰ってくる。

米2000年11月22日公開

2000年/アメリカ映画/35mm/DTS , Dolby Digital , SDDS /ビスタサイズ/日本語字幕:石田泰子 提供:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ 配給:ブエナビスタエンターテイネント(ジャパン)

2001年9月19日DVDレンタル開始/2001年9月19日ビデオ発売&レンタル開始 2001年3月10日より春休み 日劇プラザほか全国ロードショー!!

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公開初日 2001/03/10

配給会社名 0069

公開日メモ 世界中をダルメシアン柄でいっぱいにした、あの「101」が帰ってきた!今度の主役は102匹目の新しい仲間。小犬のトッドは、自分だけブチ模様がないために、毎日寂しい思いをしていた。そんなある日、あのクルエラ・デ・ビルが刑務所から出獄し、再びダルメシアンたちを狙い始める・・。

解説


全世界で大ブームを巻き起こしたあの「101」が、さらにキュートにパワーアップして帰ってきた。「102」(ワン・オー・ツー)・・・というわけで、今度の主役は102匹目の新しい仲間、名前はオッド。ダルメシアンのくせにブチ模様のないオッドは、いつもみんなから仲間外れ。でも、101匹の仲間が毛皮マニアの悪女クルエラ・デ・ビルに誘拐された時、たった1匹だけ難を逃れたオッドが立ち上がる。ロンドンからパリを横断し、いま102匹のダルメシアンの大脱走が始まった——!
ディズニーの名作アニメーション「l01匹わんちやん」実写で映像化した夢のプロジェクト「l01」はかわいいダルメシアンをたちの驚異の演技力と感動のストーリーで、全世界で空前の大ヒットを記録。ダルメ柄は若い女性たちのファッションにも取り入れられ、映画の枠を超えた一大ブームとなったのである。あれから4年ディズニーは前作をはるかに超えるアドベンチャー・ムービーを誕生させた。キュートな102匹の小犬たちのハラハラ・ドキドキの脱出劇に、思わず顔をほころばせ、手に汗握り、最後にジワーっと胸が熱くなる…誰もが楽しめる最高のエンターテイメント、それが「102」である。

監督はディズニー・アニメーション「ターザン」で全世界を感動で包み込んだケビン・リマ。主演のクルエラ・デ・ビル役には、もちろんグレン・クローズ。前作よりもさらにヒート・アップした世紀の悪女の怪演が、映画のスリリングさを倍増させている。また、クルエラの共犯者となるフランス人毛皮デザイナー役を、フランスを代表する名優ジェラール・ドパルデューが演じ、圧倒的な存在感をみせている。オッドの飼い主でクルエラの保護観察官クロエ役をアリス・エバンス、彼女と恋に落ちる《捨て犬シェルター》の経営者ケヴィン役をイオン・グラファドが演じ、物語にロマンティックなアクセントが加わった。製作は「101」の製作総指揮を務め、「トウルーマン・ショー」などで知られる名プロデューサー、エドワード・S・フェルドマン、撮影は「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」のエイドリアン・ビドルがそれぞれ担当。そして、3度のアカデミー賞に輝く衣裳デザイナー、アンソニー・パウエルが前作に引き続き再び参加。奇抜にしてゴージャスなクルエラのコスチュームは圧巻である。

プチがないためにイジけていたオッドが、仲間のために恐ろしいクルエラに立ち向かう健気な姿には、誰もが思わず応援をしたくなるはず。そして、映画のラストには思いがけない幸せな結末が…。この春、最高にキュートでスリリングなアドベンチャーが、日本中を優しい笑顔で包み込む。

ストーリー



101匹のキュートなダルメシアンvs.毛皮マニアのクルエラ・デ・ビル(グレン・クローズ)の世紀の対決から、3年——ロンドン中の犬と愛犬家はあの悪夢を忘れ、平穏な日々を過ごしていた。だが、幸福な時は長くは続かない。小犬誘拐の罪で服役中だったクルエラ・デ・ビルが、模範囚として出獄したのである。刑務所内でパブロフ博士の実験を受け、すっかり愛犬家になったという彼女は、”クルエル(残酷な)”をイメージする”クルエラ”の名を嫌い、”エラ”と名乗り始める。そして、恵まれない犬たちを保護する捨て犬シェルター《セカンド・チャンス》を支援し、一躍、動物愛護のシンボル的な存在となった。
だが、”エラ”・デ・ビルの保護観察官クロエ(アリス・エバンス)だけは、マスコミの脚光を浴びる彼女の改心を信じなかった。クロエの飼い犬のダルメシアン、ディップスティックは、かつてクルエラに誘拐された101匹の中の1匹であり、クルエラの内なる邪悪な本性を嗅ぎ取り、彼女に向かって猛烈に吠え立てたからである。クロエは《セカンド・チャンス》の責任者で大の愛犬家のケヴィン(イオン・グラファド)に警告するが、心が純粋な彼はクルエラを信じきっていた。
ディップスティックは3匹の小犬の父親になったばかり。元気いっぱいの小犬はそれぞれ、リトル・ディッパー、ドミノ、オッドと名づけられるが、なぜか雌犬のオッドにはダルメシアンの象徴であるブチ柄がなかった。「どうして私だけ?」コンプレックスを抱えたオッドはイジけてしまい、屋根から落ちそうになったり、自分の身体を汚してみたり、サーカスの人形劇のブチ柄のセーターが欲しくて乱入したりとトラブルの連続。でも、オッドの気持ちを理解しているクロエは、彼女を優しく見守るのだった。
やがて、クルエラがその本性を現わす。ロンドン塔の鐘の音がきっかけで、邪悪な欲望が再び目覚めたのである——「ダルメシアンの毛皮で、世界で1枚だけの最高のコートを作るのよ!。フランス人毛皮デザイナーのジャン=ピエール・ルペル(ジェラール・ドパルデュー)と手を組んだクルエラは、再びロンドン中のダルメシアンの小犬を狙い始める。しかも、その罪は巧妙にケヴィンに着せられた。クルエラの魔の手は、ついにクロエの愛犬たちに——幸いなことにオッドだけは難を逃れるが、他の犬たちはルペルの秘密の毛皮工場があるパリヘと連れ去られてしまった。
この危機を救えるのは、たった1匹ブチなしのオッドしかいない!クルエラに誘拐された101匹のダルメシアンを救出するためオッドはパリ行きの列車に飛び乗る。いま、国境を越えた102匹の大脱走が、始まろうとしていた…。

スタッフ

監督:ケビン・リマ
脚本:クリステン・バックリー/ブライアン・レーガン/ボブ・ズディッガー/ノニ・ホワイト
原案:クリステン・バックリー/ブライアン・レーガン
製作:エドワード・S・フェルドマン
原作:ドディー・スミス「101わんちゃん」
撮影:エイドリアン・ビドル
プロダクション・デザイン:アッシュトン・ゴードン
編集:グレゴリー・パーラー
ビジュアル・エフェクト・スーパーバイザー:ジム・ライジェル
衣裳デザイン:アンソニー・パウエル
音楽:デビッド・ニューマン
共同制作:ポール・タッカー/パトリシア・カー

キャスト

クルエラ・デ・ビル:グレン・ローズ
ジャン=ピエール・ルペル:ジェラール・ドパルデュー
ケヴィン・シェパード:イオン・グラファド
クロエ・サイモン:アリス・エバンス
アロンゾ:キム・マキナニー
ワドルスワースの声:エリック・アイドル

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