原題:GALAXY QUEST

全人類、全宇宙人大歓迎!!マジ本気で狙います!単館興収新記録!! 急告“ギャラクエ革命”勃発必死!! Never Give up! Never Surender!

2000年ヒューゴ賞最優秀映像作品 受賞

全米1999年12月25日公開

1999年/アメリカ映画/ドリームワークス映画提供 マーク・ジョンソン・プロダクション/5巻/2,809m/102min/カラー シネマスコープ/DTS,SRD,SDDS:SR/翻訳:戸田奈津子 配給:UIP

2009年04月10日よりDVDリリース 2001年11月22日DVD発売&レンタル開始 2001年8月10日ビデオレンタル開始&16日発売 2001年1月20日よりシネクイントにて公開

公開初日 2001/01/20

公開終了日 2001/04/13

配給会社名 0081

公開日メモ 全人類、全宇宙人大歓迎!!マジ本気で狙います!単館興収新記録!!

解説


21世紀の我らがヒーローは…

 我らがヒーロー、プロテクター号のタガート艦長役を(TVで)演じるジェイソン・ネズミスを(映画で)演じるのは、全米人気NO.1のTVスター、ティム・アレン。日本では、彼の顔はまだマイナーだけど、声は超メジャー級。それもそのはず、『トイ・ストーリー』シリーズの超人気キャラ、バズの声はティム・アレンだ。マディソン少佐役のグエン・デマルコを演じるのは、『エイリアン』シリーズのシガニー・ウィーバー。彼女の経歴の中で、最も若々しくかつセクシーな魅力を発散させる。そして、ドクター・ラザラス役のアレックス・ディーンを演じるのは、『ダイ・ハード』のアラン・リックマン。なんで今、俺はこんなのとやってるんだ状態の迫真の(!?)の演技は、アカデミー賞ものだ。技術主任チェン役のフレッドを演じるのは、『メン・イン・ブラック』のトニー・シャローブ。他に、ラレド役のトミーをTVで活躍中のダリル・ミッチェル、死に役専門でレギュラーに憧れるガイに『グリーン・マイル』のサム・ロックウェル。
 さらに本作品の“ツボ”キャラクターともいえるサーミアンのリーダー、マセザーを演じるのは、『スティグマータ/聖痕』のエンリコ・ラントニー。ヘンだけど心ある宇宙人を見事に演じ、笑いと涙の原動力となっている。その他のサーミアンでクエレック役を『ゲット・ショーティ』のパトリック・ブリーン、テップ役を『U.M.A/レイク・プラシッド』のジェド・リーズ、紅一点サーミアンのラリアリ役を『恋愛小説家』のミッシー・バイルが忘れがたい演技を披露する。そしてサーミアンの宿敵サリスを演じるのは『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』のロビン・サクス。
 監督は、短編映画でアカデミー賞、ベルリン映画祭グランプリなどの受賞歴を持つ、ディーン・パリソット。堂々たる、そおしてまさに“ツボ”を心得た演出で、次回作に期待が持てる存在だ。製作は、『レインマン』『パーフェクトワールド』のマーク・ジョンソン、『シティ・オブ・エンジェル』『パッチ・アダムス』のチャールズ・ニューワース。脚本は、50本以上の戯曲を書き、本作で映画デビューを果たしたデビッド・ハワードと『恋におぼれて』のロバート・ゴードンが共同で担当。撮影は、『秘密の花園』のイェジー・ジェリンスキー。美術は、セット・デコレーターとして『ブレードランナー』『スタートレック』などに携わった経験を持つリンダ・デシーナ。衣装は『オール・ザット・ジャズ』『バグジー』で2度アカデミー賞を獲得したアルバート・ウォルスキー。編集は、『帰郷』『チャンス』『天国から来たチャンピオン』のドン・ジマーマン。音楽は、『アナスタシア』『ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合』のデビッド・ニューマン。
 そしてエイリアンのメイクアップ&クリーチャー・エフェクトを手掛けたのは、『ジュラシック・パーク』『ターミネーター』シリーズの巨匠スタン・ウィンストン。視覚効果スーパーバイザーは、『ディープ・インパクト』『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』などを手掛けたI.L.M.のビル・ジョージが担当している。

ストーリー


 放映打ち切りから約20年を経た今も、コンベンション会場は、TVシリーズ『ギャラクシー・クエスト』の熱狂的なファンで超満員だった。会場では1982年初放送以来、所在が不明だった“幻の第92話”が上映されていた。
そして5人のスターたちは、舞台うらで出番待ち。宇宙探査局(NSEA)プロテクターの乗組員4人は到着済みだが、肝心なタガート艦長役ノジェイソン・ネズミス(ティム・アレン)が1時間以上の遅刻なのだ。かってはリチャード3世を演じた過去の栄光を捨てきれないドクター・ラザルス役のアレックス・ディーン(アラン・リックマン)が、こんなアホな役はコリゴリとグチをこぼすと、私はインタビューといえばバストサイズのことだけとひがむマディソン少佐役のグエン・デマルコ(シガニー・ウィーバー)。そこへネズミスが到着。
ひとりだけ有頂天な彼に業を煮やして帰ろうとするアレックス。ブラウン管の中では最高のチームワークだが、俳優としての彼らのチームワークはボロボロ。しかし、ファンはもう待ちきれない。ひとりずつ舞台に登場。マディソン少佐、名砲手ラレド役のトミー・ウェバー(ダリル・ミッチェル)、技術主任チェン役のフレッド・クワン(トニー・シャローブ)、ドクター・ラザラス、そしてタガート艦長。
「ネバー・ギブアップ!ネバー・サレンダー!」。場内は大歓声に包まれた。

 舞台挨拶が終わるとサイン会だ。そこへ司会のガイ(サム・ロックウェル)が、82話で溶岩モンスターに殺された役をやったと言って割り込んできた。「トカゲ・ヘッドにかけて…」の決めゼリフと頭はもちろんトカゲ・ヘッドのファンたちにうんざりしているアレックス。そして席を立ったネズミスには、黒いコスチュームに身を包んだ4人組が近づいてきた。
彼らはネビュラ星雲から来た“サーミアン”だと挨拶した。イベントの依頼と思った彼は、リムジンを用意しておけと言い残しトイレに入った。そこで、思いもよらぬ会話を耳にする。ネズミスは人気者だと思い込んでいるおめでたい野郎だというのだ。
すっかり落ち込んでしまったネズミスはファンの質問に、たかがTVふぁと入って席を立ってしまった。家に帰りやけ酒を飲んで寝込んでしまったネズミス。
 翌朝ノックの音で目を覚ますと、そこにはサーミアンと名乗ったヘンな4人組が立っていた。彼らは、ファクトリ星のサリスに襲われ、和平交渉が決裂したままで、あなたに頼るしかないのだ訴えてくる。
彼らの情熱(?)におされリムジンに乗り込んだネズミスは、二日酔いで寝てしまう。目を覚ますと、宇宙船の中だ。あまりにもリアルで立派な船内。艦長席に案内されると、目の前のモニターにはおぞましく凶暴なエイリアンのサリスが映り“オメガ13”をよこせと脅してくる。しかし、よくできたセットとメイクに感心するだけのネズミス。
 サーミアンたちに適当な指示を出し帰ろうとするネズミスに、もうリムジンは用意されていない。目の前の大きな扉が開くと、そこにはリアルを通り越した本物の宇宙空間が広がっていた。瞬間移動で自宅のプールへ届けられた彼は、そこではじめて状況を把握した。今まで見た物は全てセットではなく、入れ込んだファンたちの仕業でもなく、本物の宇宙船に本物のエイリアンだったのだ!
 ネズミス以外の4人は、今日も地球で仕事だ。そこへ、本物の宇宙を旅してきたというネズミスがまたもや遅刻。あきれる4人の前に、引き続きサリスとの交渉をお願いしたいと迎えに来たサーミアン。こうして、彼らただのTV俳優た5人は、ブラウン管の中で培ってきた経験を最大限に活用し、宇宙の平和を守るべく、過酷なお仕事(?)に挑むのだった

スタッフ

監督:ディーン・パリソット
脚本:デビッド・ハワード、ロバート・ゴードン
原案:デビッド・ハワード
製作:マーク・ジョンソン、チャールズ・ニューワース
製作総指揮:エリザベス・カンティロン
撮影:イェジー・ジェリンスキー
プロダクション・デザイナー:リンダ・デシーナ
編集:ドン・ジマーマン,A.C.E.
エイリアン・メイクアップ&クリーチャー・エフェクト:スタン・ウィンストン
視覚効果スーパーバイザー:ビル・ジョージ
特殊視覚効果&アニメーション:I.L.M.
音楽:デビッド・ニューマン

キャスト

ジェイソン・ネズミス/ピーター・クインシー・タガート艦長:ティム・アレン
グエン・デマルコ/タウニー・マディソン少佐:シガニー・ウィーバー
アレックス・デーン/ドクター・ラザラス:アラン・リックマン
フレッド・クワン/チェン主任:トニー・シャローブ
ガイ・フリーグマン:サム・ロックウェル
トミー・ウエバー/ラレド:ダリル・ミッチェル
マセザー:エンリコ・コラントーニ

LINK

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