原題:Stealing Stanford

コメディ界の“地雷男”トム・グリーン&ハリウッドの問題児K・スミス監督 『ドグマ』の“鉄砲玉”ジェイソン・リー!  最強・最悪・最笑タッグ誕生!! 「さらばだ。ドリュー。俺は俺の道を往くぜ!」byトム・グリーン

2001年秋全米公開

2001年/アメリカ/カラー/85分/ 配給:東宝東和

2003年7月より札幌東宝プラザにてロードショー公開 2003年6月28日より7月4日まで福岡KBCシネマにてロードショー公開 2003年6月14日より6月27日まで東京・キネカ大森にてロードショー公開 2003年5月24日より5月30日まで名古屋・中川コロナ・シネマワールドにてロードショー公開 2003年5月10日より5月23日まで大阪・天六ホクテン座にてロードショー公開

公開初日 2003/06/14

公開終了日 2003/06/27

配給会社名 0002

解説


 いくら金のあてがないからといって、あなたはトム・グリーンに金策の相談などします? 普通の人ならば、ぜーったいしません。魔が指したのか? ジェイソン・リー! そっちに行くとヤバイぞ! しかし、「地雷男」トムに引き寄せられてしまうのです。そうでなければ、コメディは始まらない!ボンクラ二人組が次々に自爆行為を重ね、大災難に襲われる爆笑コメディ映画、それが『キャンパス・クレージー』なのです。

 トム・グリーンの破壊的なギャグ・センスは、好き嫌いかはっきりしているけれど、誰もが無視はできません。『チャーリーズ・エンジェル』(01)でブロックバスター・エンターテインメント賞に、『ロード・トリップ』でMTVムービー・アワード最優秀コメディ・パフォーマンス賞とブレイクスルー演技賞にノミネート。しかし、翌年のラジー賞(最低最悪賞)で「フレディのワイセツな関係」が最悪作品賞・監督賞、主演男優賞、脚本賞、カップル賞の5部門受賞…。本当にこの人はどういう人なのか…謎です。ドリュー・バリモア嬢も別れて正解でしょう。かたや、『バニラ・スカイ』『あの頃ペニーレインと』『チェイシング・エイミー』など幅広く活躍するジェイソン・リー。今回演じるのは、凡人だけれど、そこらへんの凡人よりも頭の回転が鈍い凡人。この演技は凡人にはできません。

 この一筋縄ではいかない二人を束ねるのは、エンターテインメントの歴史に残るコメディ・グループ”キッズ・イン・ザ・ホール”の元メンバー、ブルース・マックロック監督。脚本は『アナライズ・ミー』のピーター・トーラン。共演は『ゲット・ショーティ』でアメリカン・コメディ賞受賞したデニス・フォリナー、エミー賞など多くの賞に輝くミーガン・マレリーなどアメリカの実力派コメディアン総出演。またショーン・ペンの弟のクリス・ペンや『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のシーモア・カッセル、『アメリカの災難』のリチャード・ジェンキンズ、『ロック』のジョン・C・マッギンレイといった一癖も二癖もある名脇役たちがイイ味出してます。

ストーリー


 美しいフィアンセのエレイン(レスリー・マン)との新居を買うため、コツコツと貯金をしてきたジョン(ジェイソン・リー)。しかし、実姉パティ(ミーガン・マレリー)に、あるビデオテープを見せられたことで事態は急変。そのビデオには、可愛がっていた姪っ子のノリーン(トミー・ブランチャード)に「もしも大学に合格したら、学費を払ってあげる」と軽い気持ちで約束を交わす自分の姿が映っていた。なんとノリーンは名門ハーバード大学に合格したのだ! 人の良いジョンは大昔の約束のために高い学費を払う羽目になってしまう。だが、金はない。あらゆる人に借金を断られ困ったジョンは、よせばいいのに高校時代からの腐れ縁、友人のダブ(トム・グリーン)に相談を持ちかけてしまった…。無職のダブは当然、金などあるはずもない。ダブの手を借りたばっかりに、もはや引き返すにも引き返せないジョン。ボンクラ二人組の行く先には、どんな災難が待ち受けているのか!? そしてハーバード大学の学費は、はたしてかき集めることができるのか?

スタッフ

監督:ブルース・マックロード
脚本:ピーター・トーラン
製作:リボリューション・スタジオ

キャスト

ジェイソン・リー(ジョン)
トム・グリーン(ダブ)
レスリー・マン(エレイン)
ミーガン・マレリー(バディ)
デニス・フォリナー(ミスター・ワーナー)

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