原題:OTOGIRISOU

花言葉は、「復讐」。

2001年/日本映画/ドルビーSR-D/ビスタビジョン/上映時間:1時間25分  配給:東宝

2001年7月21日DVD発売/2001年7月21日ビデオ発売&レンタル開始 2001年1月27日(土)全国東宝系にて公開 同時上映「狗神」

公開初日 2001/01/27

公開終了日 2001/03/09

配給会社名 0001

公開日メモ 決して、この館からは出られない・・・

解説


今回映画化されるのは、長坂秀佳原作「第切草」(角川ホラー文庫刊・25万部発行)。もとは、1992年に発売されたスーパーファミコンの人気ゲームソフト。ゲームは、呪われた洋館の中に入り込んだ男女の恐怖体験を読み進んでいくという内容のもの。途中に出てくる数々の選択肢の中からプレイヤー自身が選んだ項目によって、ストーリーか変わるというインタラクティブ性が受けて40万本の大ヒット。
99年にプレイステーション版に移植されてからも30万本リリースと根強い人気ぶりを発揮。ゲーム界においてアクションでもロールプレイングでもない、サウンド・ノベルというニュージャンルを確立しました。
 今回、この作品を映像化するにあたっては、映画撮影用カメラは一切使用せず、DVCPRO(デジタルビデオ)で撮影。ビデオカメラならではのマルチアングル等、通常の映画撮影の枠を超えた手法がとられ、2次元とも3次元ともいえない”恐怖の洋館=異空間ワールド”を描き出していきます。
 メガホンをとるのは、映画だけではなく、ササンやB’zのPV・TVドラマ・CM等、枠を超えた幅広いジャンルで活躍する映像作家、下山天。常に斬新な映像表現で世間を驚かしてきた監督が、今回ゲーム・原作本の枠を超えた、劇場版ならではのまったく新しい肌触りのテジタルサイコホラーとして”弟切草”をスクリーンに登場させます。

ストーリー


決して、この館からは出られない・・・

ゲーム会社でバイトをしている奈美(奥菜 恵)は、突然現れた弁護士から、本当の父親が別にいて、
その父が亡くなり遺産を受け取ることになることを告げられる。奈美は自分のルーツを知るため、元恋人のゲーム会社社長の公平(斉藤陽一郎)と共に亡父の屋敷へと向かう。

そこは、深い山中うっそうと茂った弟切草に覆われた洋館。屋敷の中には、奈美の亡父で世界的に有名な前衛画家・階沢蒼一の未発表作が残されていた。
屋敷を探索する奈美と公平が発見したのは、奈美の双子の妹・直美の存在・・・。やがて亡父・蒼一が犯してきたタブーの数々が明らかになると同時に、二人は何者かがしかけた罠、襲撃によって逃げ道のない恐怖の世界へと引きずり込まれていく。

スタッフ

エグゼクティブプロデューサー:原 正人
プロデューサー:小川真司 仙頭武則
企画:森下和清
脚本:中島吾郎 仙頭武則
監督:下山 天
撮影:小倉和彦
美術:磯貝俊裕
照明:小山田智
録音:堀内戦治
音楽:土井宏紀
絵画・コンセプチャルデザイン:木村俊幸
脚本協力:柴尾英令
プロダクションスーパーバイザー:金森保
助監督:大崎章
制作担当:中村哲也、森井輝
音響効果:柴崎憲治
音楽プロデューサー:浅沼一郎、安井輝
ホストプロコーディネーター:五郎丸弘二
原作:長坂秀佳「弟切草」(角川ホラー文庫刊)
主題歌 THE YELLOW MONKEY
   「GIRUE」(ORIGINALMIX)(株)BMGファンハウス

製作「弟切草」製作委員会
(角川書店/アスミック・エースエンタテインメント/東宝/IMAGICA/住友商事/日本出版販売)
製作プロダクション:アスミック・エース エンタテインメント株式会社
制作協力:サンセントシネマワークス株式会社
技術協力:パナソニック デジタル ネットワークサーブ株式会社
配給:東宝株式会社

キャスト

菊島奈美:奥菜恵
 松平公平:斉藤陽一郎
 津田真一:大倉孝二
 小関透子:松尾れい子
 階沢蒼一:minoru

LINK

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http://www.toho.co.jp/movie-press/otogiri/welcome-j.html
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