チキンラン – CINEMATOPICS

原題：Chicken Run

フライドチキンになってたまるか。決死のチキン達の大脱走が始まる！アカデミー賞受賞のクリエイター集団が贈る驚きの最新作！

2001年ゴールデングローブ賞作品賞ノミネート

2000年6月21日全米公開

2000年／アメリカ映画／ドリームワークスSKG製作／上映時間84分／ドルビーEX 6.1、DTS、SDDS／配給：シネカノン、アミューズ

2001年8月24日ＤＶＤ発売／2001年8月24日ビデオ発売＆レンタル開始 2001年4月14日よりみゆき座ほか　東宝洋画系にて全国一斉拡大ロードショー！

公開初日　2001/04/14

公開終了日　2001/05/11

配給会社名 0008/0034

公開日メモ　フライドチキンになってたまるか。決死のチキン達の大脱走が始まる！アカデミー賞受賞のクリエイター集団が贈る驚きの最新作！

解説

アメリカ!イギリス!ドイツ!香港!全世界がブッ飛んだ!!

アメリカ全土が熱狂の賛辞で包まれ興収は1億ドルを突破。イギリスでは初登場第1位でその後も勢いはとどまるところを知らず、それまで『ノッティングヒルの恋人』が持っていたイギリス映画としての興行記録を破り去った。その他公開された全ての国々で大ヒット街道を突っ走り、大人も子供も大興奮の超話題作『チキンラン』。
日本でもグリコ・プッチンプリンのCMキャラクターとして大人気の『ウォレスとグルミット』シリーズでクレイ・アニメーションの歴史を塗り替え、3度も米アカデミー賞を受賞という大記録を成し遂げたアードマン・スタジオが、数あるハリウッドからのオファーの中よりスピルバーグ率いるドリームワークスを選び、タッグを組んで創り上げた最高傑作だ!

アードマン＋ドリームワークス＝極上エンターテイメント!

画面の細部にまで行き届いたシャレの効いた遊び心と、イギリス特有の皮肉の効いたブラック・ユーモア。そしてドリームワークスの最先端を行く確かな映像技術とスケール感と、誰が観ても楽しむことのできる娯楽性。これらが絶妙のバランスで見事にミックスされ、マニア心もくすぐりながらあらゆる層の人々を楽しませてくれる、究極のエンタテインメントが完成した。
アクション、サスペンス、ロマンス…アニメとか実写とかのジャンルなんかとっくに飛び超えて、良質なエンタテインメントの要素を全て盛り込んだ映画の本当の魅力が詰まってる!!ハラハラドキドキ、笑って感動、そして後味も爽やか!デートムービーとしてもファミリームービーとしても、観れば大満足の娯楽映画の理想的な完成形、それが『チキンラン』だ!

こんな映像観たことない!
「ピングー」のブレイクに始まり、ブレイステーションス用ゲームソフト「クレイマン・クレイマン」が発売され、NHKで放映中の「ニャッキ!」が人気を集めるなど、クレイアニメがブームになっている中で、遂に真打ちアードマンの登場だ!
今回は『ウォレスとグルミット危機一髪!』の約9倍のスタッフを動員して、『インディー・ジョーンズ』を彷彿とさせるアクション・シーンや、数あるミュージック・クリップも真っ青のダンス・シーン、そして宮崎アニメのあの浮遊感覚にも負けないラスト・シーンなど様々な見所が、CGにはない温もりとクレイアニメの常識を打ち破る迫力で描かれている。そこにはあなたの想像を軽々と超える、驚異と感動の”チキンの世界”が待っている!

ストーリー

イギリス、ヨークシャー州にあるトゥイーディー養鶏場。夜もすっかり更けて静まり返っているが、暗闇の中で何かがかすかに動いていた。雌鳥のジンジャーだ。彼女には重要な使命があった。真のニワトリ人生を全うすべく、柵の向こうに広がるまだ見ぬ楽園を目指して、この養鶏場を脱出しようというのだ。それも養鶏場のニワトリ全員を連れて!
トゥイーディー養鶏場のニワトリたちは、強欲な養鶏喝の女主人ミセス・トゥイーディーの支配下で、囚人のような生活を強いられていた。卵を産み続けなければ明日の命の保証はない。
ジンジャーには脱走に協力してくれる仲間達がいた。誰よりも多く卵を産み落とすのが自慢のバンティは、男勝りの豪傑。いつでも何があっても編み物をしているバブスは、オツムは弱いがとても気が優しい。スコットランド出身で託りがひどいマックは、エンジニアにかけては天才的な腕を持っている。そして頑固ジジイの長老ファウラーは、戦争中に英国空軍(RAF)にいた頃の話ばかりして煙たがられている。
フェンスをくぐったり、飛び越えようとしたり、穴を掘ってみたり、しまいにはミセス・トゥイーディーに変装してみたり…。しかしその度にジンジャーは、ミセス・トゥイーディーの夫ですっかり尻に敷かれている情けないミスター・トゥイーディーに見つかって独房へ放り込まれていた。
それでもめげずにジンジャーが次の計画を必死に考えていると、突然雄鳥が空から飛んできて、養鶏場の中に墜落する。その時ジンジャーはひらめいた.彼が飛べるのなら、自分や仲間達だって飛べるはずだ!ジンジャーは、サーカス団から逃げてきたというその曰くありげなアメリカ生まれの”空飛ぶニワトリ”ロッキーをかくまうかわりに、飛び方をみんなにレッスンするように約束をとりつける。
みんなは飛ぶ練習を重ねるにつれ、だんだん卵の量が減り始めていった。そんなある日、ミセス・トゥイーディーがあるアイデアを思い付く。大した儲けにならない養鶏場なんかやめて、チキンパイで一山当てようというのだ。卵を生まないニワトリは、パイになって利益をあげてもらおうという魂胆だ。
パイマシンを購入するミセス・トゥイーディー。刻一刻と時間は迫っていた。しかし飛行訓練も最後の段階に入るという肝心な時に、ロッキーが失踪してしまう。ロッキーはある重大な秘密を隠していたのだ!やっとひとつにまとまったみんなの気持ちが再びバラバラになってしまったその頃、遂にパイマシンが動き始めた。いよいよ!という土壇場になって、ジンジャーは前代未聞の最後の大脱走作戦を思いつく。ジンジャー、バンティ、バブス、マックそしてファウラー…絶体絶命となった彼女たちは一丸となって行動を開始する。
果たして最後の大作戦とは?ロッキーの行方は?そしてジンジャーたちは自由を手にすることができるのだろうか?違命の瞬間はそこまで来ている!

スタッフ

監督/原案:ピーター・ロード/ニック・パーク
プロデュース:ピーター・ロード/ニック・パーク/デヴィッド・スプロクストン
製作:ジェイク・エバーツ/ジェフリー・カッツェンバーグ/マイケル・ローズ
脚本:ケイリー・カークパトリック
音楽:ジョン・パウエル/ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影:デイヴ・アレックス・リデット
編集:マーク・ソロモン
アニメーター:ロイド・プライス
美術:フィル・ルイス/ティム・ファリントン

キャスト

（声の出演）
ロッキー:メル・ギブソン(「身代金」「リーサル・ウェポン」シリーズ)
ジンジャー:ジュリア・サワラ("Venus&Mars")
Mrs.トゥイーディー:ミランダ・リチャードソン(「スリーピーホロウ」)
Mr.トゥイーディー:トニー・ヘイガース(「ドラキュラ」)
バブス:ジェーン・ホロックス(「リトル・ヴォィス」)
ファウラー:ベンジャミン・ウィットロウ(「フェアリー・ティル」)
バンティー:イメルダ・ストーントン(「恋に落ちたシェイクスピァ」)

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