死びとの恋わずらい

封印された記憶が悲劇を呼ぶ

2000年東京国際ファンタスティック映画祭正式出品::http://forum.nifty.com/fanta/tokyo/

2000年/日本/ビスタ/DTS/95分/ドルビーSR 製作:アートポート/テレビ東京メディアネット/松下エージェンシー映像製作部 配給:アートポート/アースライズ

2001年10月5日ビデオ発売＆レンタル開始 2001年3月24日より新宿東映パラス２他にて全国ロードショー

公開初日舞台挨拶の模様::http://cinema.fan.to/topics/topics.php?number=96&tosi=2001&tuki=03

(C)2000伊藤潤二/アートポート/テレビ東京メディアネット

公開初日　2001/03/24

公開終了日　2001/04/20

配給会社名 0014/0098

公開日メモ　伊藤潤二ワールドの集大成、幻想的ホラー恋愛劇!!

解説

ストーリー

深田みどりは幼い頃住んでいたこの街へ母の和子と一緒に戻ってきた。
みどりは、転校した同じクラスに柴山龍介がいることに気付く。彼とは小さい頃よく一緒に遊んだ幼なじみだった。その龍介の存在が気になって仕方がないみどり。龍介のほうもみどりとの久しぶりの再会に喜んだ。
その一方でみどりは毎夜奇怪な夢にうなされていた。夢の中にいつも現われる黒ずくめの人影、血のように赤い夕暮れに染まる、うす気味悪いお堂の陰に隠れ、その顔は判然としないが、みどりのほうにゆっくりと近づいてくる…。
みどりの夢と前後して、その頃クラスでは、鈴枝と光太郎そして珠代の間で愛憎が渦巻いていた。そのことが原因で窮地に陥るみどりのそばには、いつも龍介が陰のように支えていたのだった。
そんな中、みどりと同じクラスの女子高校生の間では星占いやタロットなどの恋占いが流行っていた。だがある日、女子高校生の一人が辻占という恋占いを持ち出した。この辻占いは、通りかかった人に自分の恋を占なってもらうというもので由緒ある占いであるという。しかも良くも悪くも必ず当たるというものだった。
ある日、珠代が辻占をした結果、カッターナイフで喉を切り裂いてしまうという事件が起こった。結指自殺として扱われたが、クラスではその自殺の原因が、「四つ辻の美少年」と呼ばれる黒い服に身を包んだ、凍りつきそうなほど美しい少年の呪いだという噂で持ちきりになった。そしてこの自殺をきっかけにしてみどりのまわりで不可解な出来事が起こり始めたのだった…。

スタッフ

製作:松下順一
企画:加藤東司
プロデューサー:米山紳/伊藤直克
撮影:喜久村徳章
照明:才木勝
美術:丸尾知行
録音:湯脇房雄
編集:菊池純一
助監督:大貫英樹
製作担当:堀井健一
脚本:友松直之
原作:伊藤潤二「死びとの恋わずらい」(朝日ソノラマ刊)
エンディングテーマ:「海のしずく〜ALL of me〜」(歌・作詞・作曲:Adya)
監督:渋谷和行
制作:株式会社松下エージェンシー
製作:株式会社アートポート、テレビ東京メディアネット

キャスト

深田みどり：後藤理沙
柴山龍介：松田龍平
和子：秋吉久美子
田中鈴枝：三輪明日美
手島光太郎：高橋慎二
榎本はるか：三輪ひとみ
鈴木珠代：猪俣ユキ
山田早苗：松田一沙
佐藤直子：麻見奈央
康二：羽仁俊太郎
博：川村陽介
一平：齋藤千尋
教師：齋籐洋介
医師：本田博太郎
看護婦：伊藤美紀

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