原題:The 6th Day

「6d法」:人間は人間を造り出してはならない!

第13回東京国際映画祭オープニング作品

全米2000年11月17日公開

2000年/アメリカ映画/シネマ・スコープ/上映時間:2時間4分/ ノベライズ:シネマブックス(講談社刊)/ フェニックス・ピクチャーズ/ロジャー・スポティスウッド作品/ パイオニアLDC・日本テレビ放送網・東宝東和共同提供

2010年05月26日よりDVDリリース 2004年11月25日よりDVD発売開始 2001年6月22日DVD発売/2001年6月22日ビデオ発売&レンタル開始 2000年12月16日より日比谷スカラ座他全国東宝洋画系2001年新春ロードショー!

公開初日 2000/12/16

公開終了日 2001/01/26

配給会社名 0062/0119/0002

公開日メモ 2010年———ペットさえ複製を作ることが可能となっている近未来。世界は"人間は人間を造り出してはならない"とする「6d法」によって社会の秩序を保っていた。

解説


 1991年6月、「ターミネーター2」でSFX映画史上空前のNO.1大ヒットを記録してから9年一。ついに今世紀最高のアクション・ヒーロー=アーノルド・シュワルツェネッガーが21世紀に向けて放つ、とてつもない映画がやってくる。
「007トゥモロー・ネバー・ダイ」のロジャー・スポティスウツド監督が、シュワルツェネッガーとハリウッド最強スタッフと共に、1億2000万ドルという巨費を投じて描き出すのは、そう遠くはない未来、想像を絶するテクノロジー進化の世界。遺伝子学と生体工学が高度に発達したため、地球的規模で生活の質は一変し、世界の飢餓問題は一挙に解決。世界経済はかってない高みに達して、<再生〉技術が人類に恩恵をもたらしていた。一度は魚が姿を消した川や湖には、再生された魚が満ちあふれ、移植用の人間の臓器が研究所で培養される。 しかし、この時代における驚異的な技術革新は、同時にまた、ニュー・テクノロジーを支持する者と、道徳的な理由からそれに反対する者との対立をも生んでいた。科学の名のもとに、果たしてどこまで社会が進んでよいのかという問題は、社会的・倫理的なジレンマである。それゆえに、“人間の再生”だけは違法行為とされていた。<人間は人間を造り出してはならない>とする「6d法」(“神は第六日目に人間を創った”という聖書の一説から名づけられた)が制定され,違法行為を試みたものは何人も40年以上の懲役を科せられるのだ——
 しかし、ある日ついに「6d法」が破られた!
『シックス・デイ』はそんな時代を背景に、愛する家族と自分自身の存在そのものを奪い返すために闘う、1人の男の物語であり、まぐれもない21世紀そのものの映画なのだ。ハイ・テンションのスーパーアクション満載はもちろん、かつてないスピード感に満ちたサスペンスフルなストーリー!そして,シュワルツェネッガーが最初の最後の試みとして仕掛けた、驚愕のラストに、どう立ち向かうのか・・・!?11月17日、全米公開を前に、第13回東京国際映画祭特別招待作品として全世界に先駆け、10月28日・オープニング上映が決定!2001年お正月最大の超話題作『シックス・デイ』が、いよいよ姿を見せ始めた。

ストーリー



これは現実か、幻か?!人類消滅の危機が迫る!

 21世紀に入り、恐るべき速さで突き進む科学の進歩がもたらした人間生活のデジタル化はあらゆる分野に影響を及ぼし、ドッグ・イヤーと呼はれる”時間の高速化”を生み出していった。そして、バイオテクノロジーによる遺伝子操作は、生命の領域にまで踏み込んでいく。2007年、ペットさえも“複製”を作ることが出来る近未来。テクノロジーの暴走を防ぐため、世界は<人間は人間を造り出してはならない>とする「6d法」を制定、かろうじて社会の秩序を保っていた。しかし2010年———ついに飽くなき人間の欲望によって、禁断の扉が開け放たれた。「6d法」が破られたのである!.ある日、アダム・ギブソンが仕事を終えて帰宅すると、そこにはすでに“もう1人の自分”がいて愛する家族とともに彼の誕生日を祝っている…。あまりの事に、呆然と立ちすくむアダム。誰が、何のために…そして、なぜアダムが選ばれたのか?突然自分の身に襲いかかった事件の秘密を探るために、そっと家を離れるアダム。しかし、アダムの考えとは裏腹に、周りの人々が次々と事件に巻き込まれていく。
 戦慄すべき現実を前に・・・家族を、そして自分自身をも取り戻すために、アダムはたったひとり<未来>に向かって闘いを挑む!

スタッフ

製作総指揮:デビッド・コーツワース、ダニエル・ペトリ、Jr.
製作:マイク・メダヴォイ、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジョン・デイビソン
監督:ロジャー・スポティスウッド
脚本:コーマック・ウィバリー&マリアンヌ・ウィバリー
編集:マーク・コンティA.C.E.、ドミニク・フォーティン、ミシェル・アルカン
撮影:ピエール・ミニョ
プロダクション・デザイナー:ジェームス・ビッセル、ジョン・ウィレット
音楽:トレバー・ラビン
VFX:リズム&ヒューズ・スタジオ
メイクアップ効果:アレック・ギリス、トム・ウッドラフ、Jr.
キャスティング:ジュディス・ホルストラ
衣装:トリッシュ・キーティング

キャスト

アダム・ギブソン:アーノルド・シュワルツェネッガー
ドラッカー:トニー・ゴールドウィン
グラハム博士:ロバート・デュバル
ハンク:マイケル・ラパポート
マーシャル:マイケル・ルーカー
タリア:サラ・ウィンター
ナタリー・ギブソン:ウェンディ・クルーソン
ワイリー:ロドニー・ローランド
ヴィンセント:テリー・クルーズ

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す