第9回沖縄国際映画祭U—25 部門正式招待作品

2016年/日本/カラー/??分/ 配給:?????

2017年

解説


初監督作品『さんさんごご』が第8回沖縄国際映画祭U—25 部門にて観客賞とグランプリをW受賞した新進気鋭の早稲田大学生監督コンビである倉持治と佐久間啓輔。その二人が「学生映画の枠を超えたい」という想いを胸に長編映画の制作へと乗り出しました。

新作の『花はだいだい』は、終電で寝過ごし田舎町に辿り着いた 36 歳会社員の佐々木弘嗣と、佐々木に「さとるさん」と呼び掛けてきた不思議なおばあちゃん。二人を中心に展開される、ちょっと幻想的であたたかい家族の物語となっています。

前作では脚本と主演を手掛けていた佐久間啓輔を共同監督として迎えたほか、2016 年東京学生映画祭にて役者賞に選出された横田光亮と、第 37 回ぴあフィルムフェスティバル映画祭にて 4 冠を成し遂げた『したさきのさき』(中山剛平監督)にて主演を務めた見里瑞穂をキャストに迎え、いま注目を集めている若手俳優陣が集結しています。

ストーリー

36才会社員男性佐々木は、飲み会の帰り道、終電に揺られ寝てしまう。たどり着いたのは、人もまばらな田舎町。そこで突然「さとるさん、さとるさん」と見知らぬおばあちゃんに呼び掛けられ、宿のない佐々木を半ば強引に泊めさせる。家には孫娘と、時々帰ってくる孫の恋人のヒッピー。まるで佐々木のことを、長い間待っていたかのようなおばあちゃん。次第に佐々木は、誘われるかのようにこの家に通うようになる。ここで生まれるのは友情か愛情か。ちょっと幻想的であたたかい、家族の物語。

スタッフ

監督・撮影:倉持治
監督・脚本:佐久間啓輔

キャスト

横田光亮
見里瑞穂

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