原題:Karbala

ポーランド史上、第二次大戦以来の最大の戦闘 カルバラ・シティホール攻防戦の奇跡を完全映画化!!

MDGP(モースト・デンジャラス・シネマグランプリ)2016

2015年/ポーランド・ブルガリア/ポーランド語・英語/116分/シネスコ 配給:[MDGP]上映委員会

2016年10月29日、ヒューマントラストシネマ渋谷、12/10〜シネ・リーブル梅田にて公開!

(C)2015 WFDIF, MIRAMAR FILM, AGORA SA, TELEWIZJA POLSKA S.A. CANAL+, STUDIO PRODUKCYJNE ORKA SP. Z O.O., POMERANIA FILM

公開初日 2016/10/29

配給会社名 1685

解説


日本ではあまり知られていない事実だが、2003年のイラク戦争に参加した多国籍軍の中には2500名のポーランド兵がいた。この映画は、2004年4月にポーランド部隊とシーア派民兵軍の間で繰り広げられた「カルバラ・シティホールの戦い」を再現したものである。4日間の戦いで過激派民兵は100人以上が死亡したが、ポーランド軍は負傷者を出したものの戦死者は1人もおらず、“カルバラの奇跡”と呼ばれた。この激烈な戦闘を再現するため、ポーランド軍やイラク民兵が実際に使用している銃器・火器が投入され、ポーランド映画界を代表するキャストや製作陣が集結。単なる英雄物語ではない、現代における戦争の実態をリアルに抉る傑作が誕生した。本作は2015年9月にポーランドで公開され、2位以下を大きく引き離す大ヒットを記録。「イラク戦争とは何だったのか?」という議論を再燃させる火付け役にもなっている。

ストーリー





孤立無援の40名 絶体絶命の4日間
イラク中部の都市カルバラ
過激派民兵に包囲された多国籍軍ポーランド部隊
たった40名で数倍の敵に立ち向かい 
絶望的な戦闘に挑んだ不屈の兵士たち
援軍はなく爆弾も尽きかけた時
男たちの勇気が起こした“奇跡”とは?

イラク戦争終結宣言から1年後の、2004年4月。シーア派の拠点カルバラに、平和維持軍として配備されたポーランド部隊。だが平和とは名ばかりで、現地では反米ゲリラとの泥沼の戦闘が続いていた。カリツキ大尉率いる40名は、カルバラ市庁舎をイラク軍新兵と共に守る任務に就く。しかし折から過激派民兵組織の反発が高まり、イラク兵たちは次々と逃亡。道路は寸断され、取り残された部隊はたちまち数倍の民兵に包囲され、激しい銃撃にさらされる。三日三晩不眠不休の戦闘が続き、そして弾薬も尽きかけた四日目の朝、敵は大規模な攻撃を仕掛けてきた……。

スタッフ

監督・脚本:クシシュトフ・ウカシェビッチ
製作:ウロジミール・ニダーハウス

キャスト

バルトーミェイ・トパ
アントニー・クロリコフスキ
フリスト・ショポフ
アシーア・アデル
ミハウ・ジュラフスキ
トマス・シュシャード

LINK

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