原題:The Treasure Comoara

2015年 第68回 カンヌ国際映画祭 ある視点部門 <ある才能賞> 受賞

2015年/ルーマニア・フランス/カラー/89分/ 配給:ファインフィルムズ

2016年9月17日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

©2015, 42KM FILM® LES FILMS DU WORSO® ROUGE INTERNATIONAL® ARTE FRANCE CINEMA®

公開初日 2016/09/17

配給会社名 0419

解説


ルーマニア発!‘実話’を元にしたお宝さがし!
人生一発逆転、穴掘りエンタテインメント!!

◆近年、映画界でルーマニアは『4ヶ月、3週と2日』でカンヌ映画祭パルムドールを受賞、今年の第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門監督賞を受賞した『グラデュエーション(英題)』のクリスティアン・ムンジウ監督や『私の、息子』でベルリン映画祭金熊賞を受賞したカリン・ペーター・ネッツアー監督の登場などで「映画新興国」として非常に注目を浴びている。そして、本作『トレジャー オトナタチの贈り物。』のメガホンをとったのは“ルーマニアン・ニューウェーブ”の旗手であるコルネリュ・ポルンボユ監督。2006年第59回カンヌ映画祭でカメラドールを受賞し、2009年第62回カンヌ映画祭 では「ある視点」部門審査員賞を受賞する。

◆本作『トレジャー オトナタチの贈り物。』は昨年のカンヌ映画祭 ある視点部門<ある才能賞>受賞の他にも第53回ニューヨーク映画祭 正式出品、第51回シカゴ国際映画祭 作品賞ノミネート、第10回GOPO賞<ルーマニア・アカデミー賞>5部門ノミネートなど世界的にも高い評価を受けている。

ストーリー





コスティは6才の息子と妻とルーマニアのブカレストで慎ましい生活を送っている。ある晩、近所の男アドリアンが800ユーロを貸してほしいと訪ねてきた。そのお金で金属探知機を借り、曾祖父が共産党台頭前に庭に埋めた宝を探したいというのだ。アドリアンは失業中のうえに、借金がかさみ、この宝探しに掛けていた。コスティはうさんくさいと思いながらも、見つけた宝の半分を渡すと言われ、半信半疑で協力をすることに。金属探知機の怪しい業者も加わり、おじさん3人による宝探しが始まった。しかし、業者は遅れてきたうえに、最新の探知機の使い方が分からず、コスティに教えてもらう始末、旧式の探知機は、あらゆる金属に反応してしまい、ウィーン、ウィーンと大きな音をたてる。そう簡単にはいかない宝探しに、果たして彼らは何かを見つけることができるのか?

スタッフ

監督・脚本:コルネリュ・ポルンボユ

キャスト

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