原題:追捕 Manhunt

中国公開は2018年春予定

2018年/中国・香港合作 配給:ギャガ

2018年

公開初日 2018/06/予定

配給会社名 0025

解説

メディア・アジアが投資し配給するジョン・ウー監督最新作『追捕』の撮影が大阪で正式に始まった。制作費は約4000万米ドル。監督にジョン・ウーを迎えた本作品は、プロデューサーにゴードン・チャンとチャン・ヒンガを据えて臨む。主演はチャン・ハンユー、福山雅治、ハ・ジウォン、チー・ウェイ。日本からも新旧実力派を揃え、國村隼、桜庭ななみ、池内博之、竹中直人TAO、倉田保昭が参加。また美術監督は日本のアートディレクション第一人者・種田陽平、撮影指導は石坂拓郎。本作『追捕』は、映画製作者としてのロマンを追求しつつ、「バイオレンスの詩人」ジョン・ウーの風格を十分に体現した作品となるであろう。

撮影が始まったばかりの先日、撮影の順調な進行と安全を祈願し、撮影の行われた大阪のランドマーク あべのハルカスで日本の伝統的な鏡割りを挙行した。クランクアップは10月の予定。当日の出席者はジョン・ウー監督、プロデューサーのゴードン・チャンとチャン・ヒンガ、撮影のためにいよいよ来日したチャン・ハンユー、福山雅治、チー・ウェイ、國村隼、桜庭ななみ、池内博之、TAO。更にメディア・アジア・グループのピーター・ラム主席も激励のためにわざわざ大阪入りした。大阪府・大阪市も『追捕』がメインロケ地に大阪を選んだことを重視しており、先だって表敬訪問を行った大阪府松井一郎知事および大阪市吉村洋文市長も多忙な中を縫って駆け付けた。また、撮影場所を提供した近鉄グループを代表してあべのハルカスの中之坊健介も出席した。監督および主演俳優は鏡割りの後、盃を酌み交わして撮影開始を祝った。

『追捕』は西村寿行原作小説『君よ憤怒の河を渉れ』(徳間書店)の再映画化である。同小説は1976年、高倉健および中野良子主演により映画化された。中国では『追捕』というタイトルで公開され大ブームを巻き起こした。

公正誠実な国際弁護士・杜秋(チャン・ハンユー)は、自身の送別パーティー後、突如、同僚女性殺害の容疑を受ける。杜秋逮捕に全身全霊を傾けている敏腕警部・矢村聡(福山雅治)は、杜秋の行動を何度も把握しながらも逃げられてしまい、臍を噛みつつも密かに杜秋の機知に敬服もしている。同時に殺人事件の状況証拠を怪しく思い、杜秋が罠にはめられているのではないかとの疑問を持ち始める。最終的に二人は協力して真相を突き止める。劇中でチャン・ハンユーと福山雅治は大いに対峙するが、お互いに今回の共演を非常に楽しみにしているという。本作品の中国公開は2018年春を予定している。
(文中敬称略)

ストーリー

スタッフ

監督:ジョン・ウー
原作:西村寿行『君よ憤怒(ふんぬ)の河を渉れ』(徳間書店)
撮影:石坂拓郎
美術:種田陽平

キャスト

チャン・ハンユー
福山雅治
ハ・ジウォン
チー・ウェイ
國村隼
桜庭ななみ
池内博之
竹中直人
TAO
倉田保昭

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