原題:It's Only The End Of The World

第69回カンヌ国際映画祭・コンペティション部門グランプリ受賞

2016年/カナダ・フランス合作/カラー/97分 提供:ピクチャーズデプト、ギャガ、ポニーキャニオン、WOWOW 配給:ギャガ

2017年2月11日(土) 新宿武蔵野館ほか 全国順次ロードショー

Photo : Shayne Laverdiere, Sons of Manual

公開初日 2017/02/11

配給会社名 0025

解説


『It’s Only The End Of The World(原題)』のキャストには、マリオン・コティアールの他に、007シリーズ最新作『スペクター』で歴代最高のボンドガールとして実力と人気が急上昇したレア・セドゥ、『イブ・サンローラン』での演技の評価が世界的に高いギャスパー・ウリエルを中心に、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイら、フランス映画界のベテラン俳優が集結。 

劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」(れんが書房新社刊)を基にし、ドランが監督・脚本を手がけた物語は、長い間帰郷していなかった若手の作家が、12年ぶりに故郷に帰り、家族に自身の死が近づいていることを告白することで表面化する、家族の葛藤、そして愛、それぞれの生と死を描く瞑想的なものがたりです。

本年度のコンペティション部門は、ジム・ジャームッシュ、ペドロ・アルモドバル、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ、ケン・ローチ、パク・チャヌク、ショーン・ペンといったカンヌ常連の大御所監督作が勢揃いの中、これからの映画界を担う最重要人物とされる若き俊英、グザヴィエ・ドランに注目が集まっております!

『マイ・マザー』、『胸騒ぎの恋人』で鮮烈なデビューを飾り、『わたしはロランス』、『トム・アット・ザ・ファーム』とデビュー以来全作品がカンヌ映画祭やベネチア映画祭に出品され、一躍時代の寵児となったグザヴィエ・ドラン。
前作『Mommy/マミー』は2014年、カンヌ国際映画祭で83歳のジャン=リュック・ゴダールと並んで審査員特別賞をW受賞。世界中の映画人の心を動かした授賞式での感動的なスピーチは、大きな話題となった。2015年には、シンガーソングライター・アデルの楽曲『Hello』のミュージックビデオをアデル本人からのオファーで監督、2015年11月の公開以降すでに15億回も再生される驚異的なヒットMVとなり)話題を集める。
2016年には、その美しい容姿からルイ・ヴィトンのアンバサダーとしてワールドワイドの広告キャラクターにドラン自身が起用されるなど、映画界のみならず多方面で活躍。
ドランの快進撃はとどまることを知りません!

ストーリー




「美しき才能」グザヴィエ・ドラン最新作!描くは「ある青年の最期の帰郷」その旅の先はー。

青年ルイは、「もうすぐ死ぬ」ことを伝えるために、
かえりみることなく距離を置いてきた母、兄夫婦、妹が住む家に帰ってきた。
平穏な日常が非日常となったルイのまえで、日々の不満や、
他愛もない会話を繰り広げる家族と過ごす中、告白の機会を失ったルイはー。

スタッフ

監督:グザビエ・ドラン

キャスト

ナタリー・バイ
バンサン・カッセル
マリオン・コティヤール
レア・セドゥー
ギャスパー・ウリエル

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