原題:The Forger

美術館からモネの名画を盗み出せ! ワケあり家族が挑んだ危険度100%の大ギャンブル!

2014年/アメリカ/カラー/92分 配給:アークエンタテインメント

2016年6月18日(土)より角川シネマ新宿ほかにて全国ロードショー!!

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公開初日 2016/06/18

配給会社名 1350

解説


ボストン美術館に展示されているクロード・モネの名画「散歩、日傘をさす女」を贋作とすり替えるミッションを命じられた贋作画家と詐欺師の父、がんに罹った息子——。彼らの大胆にして綿密な戦略がリアルな映像のもとで紡がれる。なによりの魅力は選りすぐられた俳優たちだ。『サタデー・ナイト・フィーバー』や『パルプ・フィクション』で一世を風靡したジョン・トラボルタが贋作画家を演じれば、『サウンド・オブ・ミュージック』の颯爽とした時代から、アカデミー助演男優賞に輝いた『人生はビギナーズ』まで、長年、スクリーンで活動し続けたクリストファー・プラマーが詐欺師の父に扮する。さらに『MUD マッド』や『ツリー・オブ・ライフ』の演技が評価され『X-MEN:アポカリプス』が待機する期待の若手俳優タイ・シェリダンが病を抱えた息子を瑞々しく演じきる。まさに華のある3世代の演技派俳優が画面で妍を競っている。予断を許さない練り込んだ脚本は『ザ・コール[緊急通報司令室]』などでスリリングなドラマには定評のあるリチャード・ドヴィデオ。テレビ映画『第一容疑者 希望のかけら』や『刑事ヴァランダー 白夜の戦慄』などで、サスペンス演出が高く評価されている、ベイルート生まれの英国人監督フィリップ・マーティンが巧みな語り口でペーソスとサスペンスを両立させている。古都ボストンの市街をドキュメンタルに捉えながら、家族を尊ぶボストン人気質を浮き彫りにしてドラマに厚みを持たせている。撮影は『アメリカン・ジゴロ』から70本を超す長編映画を手がけてきたベテラン、ジョン・ベイリー。プロダクション・デザインは『エンド・オブ・ホワイトハウス』のデレク・R・ヒルが担当するなど、実力派スタッフが結集している。

ストーリー




贋作に天才的な才能を持つレイ・カッターは、仮出所までわずか9カ月を残すのみだったが、ボストンの暗黒街を牛耳るキーガンに頼み込んで、急いで出所する。息子のウィルがガンに罹り、ひと時でも一緒にいたかったからだ。息子の世話を頼んでいた父のジョセフを訪ね、ウィルとの再会を果たすがふたりの間はぎこちなかった。詐欺師としてならしたジョセフは早い出所を怪しみ、キーガンの手を借りたと聞いて激怒するが、レイの心を知っているだけに強くはいえなかった。キーガンは出所を早めた交換条件として、新たな犯罪を命じる。ボストン美術館に展示されるクロード・モネの「散歩、日傘をさす女」の贋作をつくり、本物とすり替えるという計画だった。本物の絵はキーガンをも動かす大物が欲していたのだ。与えられた時間の猶予はわずか3週間。さらに悪いことに、キーガンを監視していた覆面捜査官がレイをマークするようになった。レイは摸写をはじめる傍ら、ウィルの限られた時間を有効に使うため、ウィルを母親に会わせ、彼の初恋の相手に会いに行くように仕向けるなど、息子の願いを実現していく。ウィルは次第に心を開き、父の計画に参加することを決意する。いよいよ決行当日、レイ、ジョセフ、ウィルの3人に、レイの幼なじみカールを加えた4人は、ボストン美術館に向かう。捜査官たちを煙に巻き、彼らは驚くべき大胆さで強奪計画を実行する——。

スタッフ

監督:フィリップ・マーティン
脚本:リチャード・ドビデオ
撮影::ジョン・ベイリー
美術:デレク・R・ヒル
衣装:アビゲイル・マーレイ
編集:ピーター・ボイル、ジョーン・ソーベル
音楽:ロブ・ケアンズ

キャスト

ジョン・トラボルタ
クリストファー・プラマー
タイ・シェリダン
アビゲイル・スペンサー
マーカス・トーマス
アンソン・マウント
ジェニファー・イーリー

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