2016年/日本/カラー/??分/ 配給:東映

2016年11月26日(土)全国ロードショー

(C)2016「疾風ロンド」製作委員会

公開初日 2016/11/26

配給会社名 0004

解説


■稀代のベストセラー作家・東野圭吾の 100 万部突破の大人気小説が待望の映画化!!
本作の原作は、多くのベストセラー小説を世に送り出すと共に第 134 回直木賞を始め、数多くの賞を受賞するなど、日本を代表する人気作家の一人である東野圭吾の大人気小説「疾風ロンド」。2013 年 11 月に「より多くの人たちに読んでもらいたい」という想いから、同氏、17 年ぶりの文庫描き下ろしとして出版(実業之日本社)され、その願いが届いて 100 万部を超える売り上げを記録、各ランキングを席巻する大ヒットとなった人気小説であり、多くのファンが映画化を待望していた作品である。

■”大倉忠義“、”大島優子“が雪上でのリアルな演技・滑走で魅せる!日本の運命を握る重要な役所を体当たりで熱演!!
野沢温泉スキー場は、シーズン真っ只中。今日も多くの観光客がスキーにスノボに楽しんでいた。そんな中、パトロール隊員の根津昇平(大倉忠義)は救助要請を受け、現場に急行。すると滑走禁止区域で雪に埋まっている男を発見、救助する。
翌日、オリンピックを目指すスノボードクロス選手である瀬利千晶(大島優子)は、ゲレンデの滑走禁止区域内で雪につっこむ男と遭遇する。「また、ですか」、その現場で根津が救助した男はまさか前日と同じ男だった。自業自得で、右足を痛めたその男。スキーをやめるよう根津たちが説得するのだが、なぜか頑なにゲレンデに出ようとする…。20 年以上前に流行ったであろう古臭いウェアに身を包んだこの栗林和幸(阿部寛)という男。その態度に疑念を頂いた二人は、男を強く問い詰める。すると、あるワクチンが盗まれ、このスキー場に隠された。それを捜しているというとんでもない秘密を打ち明けるのだった。しかも、それは未認可ワクチンで警察には頼めない。だが、早く見つけないとワクチンを待っている患者の命が助からないと・・・。スキーとスノボ、一流のテクニックを持つ二人、人命救助になるならと、このちょっと怪しげで頼りなく、スキー下手の中年研究員に協力し、ワクチンを捜す手助けを決意。ゲレンデへと向かうのだったが・・・。
今回、スキー場のパトロール隊員・根津昇平を演じるのは“大倉忠義”。国民的グループの関ジャニ∞の一員としても活躍する一方、『クローバー』(12)で主演を務めるなど、高い演技力に注目が集まる彼が、正義感の強い、真っ直ぐな根津を熱演する。また、大倉が劇中で着ているウェアは、実際の野沢温泉スキー場パトロール隊のウェアを特別に大倉のサイズに合わせて作られたもの。そのウェアを身にまとい役柄そのままに、初めて挑戦するスノーモービルを巧みに操ったり、スキーで颯爽と滑走するなど高い運動センスを発揮し、文字通り、体当たりの演技を本作で披露する。
また、一方、スノーボードクロスの選手である瀬利千晶を演じるの大島優子。AKB48 時代はセンターを務めるなど、多くのファンから人気を集めた彼女だが、AKB 脱退後も女優として、数々の作品に出演。『紙の月』(14)では第 24 回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を始め、多くの映画賞を受賞するなど、その自然な演技力が高く評価されている。今回はオリンピック候補になる実力がありながら、競技を続けるか否かで葛藤しているという難しい役柄を見事に演じ切る。また、9歳から始めたスノボードの腕前も存分に披露し、雪上のアクションにも挑んでいる。

■一癖も、二癖もある!?豪華キャスト陣が揃い踏み!その演技にスクリーンから1秒も目が離せない!!
さらに、阿部、大倉、大島に加えてムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊 淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明といった、今、人気の実力派キャストたちが勢揃い。特徴あるそれぞれのキャラクターたちを魅力的に演じている。さらに、その個性溢れるそれぞれの演技が絶妙に絡み合った集団劇は必見である。

■稀代の演出力!「サラリーマン NEO」「あまちゃん」を手がけた吉田照幸監督が見事に映画に昇華!

本作のメガホンを取るのは吉田照幸監督。NHK で放送され、それまでの同局のイメージを覆し、話題となった「サラリーマン NEO」(04 年〜NHK)や、「じぇ!じぇ!じぇ!」という言葉と共に日本中をブームに巻き込み、異例の高視聴率を記録した NHK 連続テレビ小説「あまちゃん」(13 年 NHK)の演出を担当。登場人物たちのキャラクター性の構築やシュールであるがどこかクスりとさせるセンスフルな笑い、それらを異質なものに見せない演出力に高い評価を得ている。
本作でも、その卓越したセンス、演出力を十二分に発揮。息をもつかせぬサスペンスの中に、コミカルなエッセンスを吹き込み、誰しもが楽しめる映画として昇華。観客をその世界観へ引き込む。

ストーリー

大学の研究所施設から、違法生物兵器「K−55」が盗まれた・・・。
研究所所長の下に届く犯人からの脅迫メール。
「人質は全国民。身代金の3億円を用意しろ」
警察には頼めない・・・、しかも残された時間は4日間・・・。
そんな窮地に白羽の矢がたったのは、何故だか、しがない主任研究員。
秘密裏に生物兵器を捜す命を受けるも、全く手掛かりがない・・・。
そんな中、一本の電話が。

≪犯人死亡!!≫
まさかの事態に呆然とする一方で、刻々と迫りくる大惨事へのタイムリミット。
生物兵器の行方も完全に不明になったと、途方に暮れていたその時、犯人の遺品から僅かな手がかりを掴むのだった。
そこから浮かび上がったヒントは“日本最大級のスキー場“・・・。
スキー初心者、何だかちょっと頼りない中年男・栗林和幸が今、日本の未来を担う!?

スタッフ

原作:「疾風ロンド」 東野圭吾(実業之日本社)
監督:吉田照幸
脚本:ハセベバクシンオー、吉田照幸

キャスト

阿部寛
大倉忠義
大島優子
ムロツヨシ
堀内敬子
戸次重幸
濱田龍臣
志尊 淳
野間口 徹
麻生祐未
生瀬勝久
望月 歩
前田旺志郎
久保田紗友
鼓太郎
堀部圭亮
中村靖日
田中要次
菅原大吉
でんでん
柄本 明

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