原題:Hee

全州国際映画祭2016 第66回ベルリン国際映画祭「フォーラム」部門にて、正式出品

2016/カラー/日本/72分/Alexa/シネマスコープ/3ch 配給:KATSU-do

2016年8月20日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

©YOSHIMOTO KYOGO / TEAM OKUYAMA

公開初日 2016/08/20

配給会社名 1631

解説


2006年公開の「SAYURI」以降、拠点をロサンゼルスに移し世界で活躍する女優・桃井かおり。待望の第二弾となる監督作は、05年に「土の中の子供」で芥川賞を受賞してからというもの、次々にベストセラーを放つ若き文豪・中村文則との異色のタッグが実現。犯罪小説というジャンルへの貢献を讃える米国の文学賞(デイビッド・グーディス賞)を受賞するなど海外での評価も高い中村。今回桃井が手にしたのは、かつて放火を犯した娼婦が精神科医との対話を通じて、その呪われた生涯を独白するサスペンス風の短編「火」。
桃井自ら監督・脚本・主演を務めた本作は、今年2月のベルリン国際映画祭フォーラム部門でワールド・プレミア上映されるや圧倒的な迫力で観客を魅了。各国の映画祭からの熱狂的オファーが絶えない問題作。

この度、 14回ウラジオストク国際映画祭(9月10日〜16日)のオープニング作品に選定された。
桃井監督は監督デビュー作品『無花果の顔』( 2007年のベルリン国際映画祭にてNETPAC賞受賞)がウラジオストク国際映画祭にて、最優秀監督賞および最優秀主演女優賞を受賞しており、監督作品2作ともに上映という快挙となる。 桃井監督は同映画祭にて、審査員も務めている。
また、現在開催中のグァナファト国際映画祭では、桃井監督作品『火 Hee』『無花果の顔』および主演作品にあたる『Duermevela』(監督:メキシコ人カルロス・バラド)が上映。 名誉ゲストとして映画祭参加中、多岐に渡る桃井かおりの活動と実績が認められ、名誉あるシルバー・クロス賞が、授与された。
桃井はさらに女優として出演した『フクシマ・モナムール(GRÜSSE AUS FUKUSHIMA)』でも主演のロザリー・トーマスと共に演技賞を受賞した。

ストーリー






スタッフ

監督・脚本:桃井かおり
原作:中村文則「火」(河出書房新社/河出文庫『銃』収録)
エクゼクティブ・プロデュサー:奥山和由
製作:吉本興業/チームオクヤマ
制作:チームオクヤマ
配給:KATSU-do

キャスト

桃井かおり
藤谷文子
佐生有語

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