原題:Backtrack

2015年/オーストラリア/カラー/シネスコ/DCP/英語/字幕翻訳:高橋澄/90分/(G) 提供・配給・宣伝:プレシディオ/協力:松竹

2016年10月05日よりDVDリリース 2016年5月14日(土)角川シネマ新宿ほか全国順次ロードショー

(C)2014 Backtrack Films Pty Limited; AP Facilities Pty Ltd; Screen Australia and Screen NSW

公開初日 2016/05/14

配給会社名 0830

解説


人間は受け入れがたい記憶は忘れ去ろうとする。
あなたの記憶は真実ですか?

周りの人は覚えているのに、何故か自分だけ全く覚えていない出来事があった、という経験がないだろうか?人の記憶は曖昧なもので、ちょっとしたショックで、まるっと記憶が消えてしまうことなどもある。本作は、20年前に起きた列車事故の唯一の目撃者でありながら、記憶を封印してしまった男が、事故の被害者の亡霊たちに導かれ、記憶の迷路を突き進み事件の真相を暴き出す。
 主演を務めるのは、『戦場のピアニスト』でアカデミー賞®を受賞、『プレデターズ』や『グランド・ブダペスト・ホテル』など、あらゆるジャンルの作品で独特の存在感を放つ名優エイドリアン・ブロディ。監督・脚本に、『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』、『ザ・ライト エクソシストの真実』の脚本家、マイケル・ペトローニ。亡霊たちの暗示的なセリフや、動作が散りばめられた緻密な脚本が紡ぎ出した衝撃と驚愕のクライマックスをあなたは見抜けるか−。

ストーリー




残された数々の謎、徐々に明らかになる記憶。
その奥に眠る禁断の真相とはー。

娘を亡くし悲しみを拭いきれない精神分析医のピーター。普段の生活を取り戻そうと、患者たちとの面談を徐々に再開し始めた。ある日エリザベス・ヴァレンタインという患者ではない少女がやってくる。少女は一言も言葉を発さず、1枚のメモを残し足早に立ち去ってしまう。この彼女との出会いが全ての始まりだった。

 そのメモを調べていくと、自分の患者たちの奇妙な共通点に気づいてしまう。全員、1987年の7月12日にピーターの故郷で起きた列車事故で亡くなっていたのだ。亡霊たちに導かれ、ピーターは20年間封印されてきた秘密を解き明かしに故郷へと向かう。そこで、10代のときピーターは乗客47名が死んだ列車の脱線事故に関与していたことを思い出す。自分の記憶が塗り替えられていたことに愕然とするピーター。さらに、亡霊たちはあの夜の記憶の深淵をピーターに覗かせ、彼は徐々に記憶を取り戻していく。少女が伝えたかった事とは?彼が封印してしまった、忘れなければならなかった記憶とは?

スタッフ

監督・脚本:マイケル・ペトローニ
製作:ジェイミー・ヒルトン、アントニア・バーナード
撮影:ステファン・ダスキオ

キャスト

ピーター・バウアー:エイドリアン・ブロディ
ダンカン・スチュワード:サム・ニール
ウィリアム・バウアー:ジョージ・シェヴソフ
バーバラ・ヘニング:ロビン・マクリーヴィー
エリザベス・ヴァレンタイン:クロエ・ベイリス
フェリックス・マターズ:ブルース・スペンス
バリー:マルコム・ケナード
キャロル・バウアー:ジェニー・ベアード
エリカ・ジョージ:アンナ・リース・フィリップス
イーヴィー・バウアー:エマ・オファレル
ピーター・バウアー(少年時代):ジェシー・ハイド

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