原題:Paco de Lucia: la busqueda

2014年/スペイン/カラー/90分 配給:レスペ

2016年7月23日公開

(C)2014 ZIGGURAT FILMS

公開初日 2016/07/23

配給会社名 1619

解説


2014年2月25日に66歳で急逝した、スペインが誇る天才ギタリスト、パコ・デ・ルシア。
わずか12歳でプロのギタリストとしてデビューしたパコは、その類まれなるテクニックをもってフラメンコに大きな革命をもたらしたが、その才能はフラメンコにとどまらず、ジャズ/フュージョンのファンからも広く認知をされる事となる。1979年、アル・・ディ・メイラ(またはラリー・コリエル)、ジョン・マクフリンとの3人でアコースティック・ギターのみで敢行したツアー、続く81年に発表したアルバムによって、スーパー・ギター・トリオの愛称で親しまれ、その知名度を確固たるものとした。
本作は、7歳でギターを手にしてから最後のアルバムとなった“Canción Andaluza”まで、60年間の軌跡を辿るドキュメンタリー。監督クーロ・サンチェスは実の息子であり、プロデューサーのルシア・サンチェス・バレラと脚本の共同執筆者カシルダ・サンチェスは監督の姉妹。
その圧倒的なテクニックによって生み出される官能的で華麗なる旋律と、その生き様に刻まれた栄光と挫折を、カルロス・サンタナ、チック・コリアをはじめとするレジェンドたちのインタビューと貴重な映像でつづった、待望のドキュメンタリーです。

ストーリー


プロフィール:パコ・デ・ルシア
1947年12月21日、スペインのアンダルシア地方の町アルヘシーラスで生まれる。幼いころから父と兄ラモンからギターを教わる。13歳の時、兄とともにホセ・グレコ舞踏団に加わり、北米・中南米を巡演。そこで数多くのギタリストと出会う。1967年、19歳で初のソロアルバム「天才」をレコーディング。72年3月初来日。翌年録音された「二筋の川」の大ヒットで国際的な名声を得る。1977年、フラメンコ分野で活躍していたパコに転機が訪れる。チック・コリア、カルロス・サンタナなどジャズ・ミュージシャンとも共演。1979年、アル・ディ・メオラ(※一時期ラリー・コリエルに交替したが、後にディ・メオラが復帰。)、ジョン・マクフリンとの3人でアコースティック・ギターのみで敢行したツアー、続く81年に発表したアルバムによって、スーパー・ギター・トリオの愛称で親しまれ、その知名度を確固たるものとした。
2014年2月25日、滞在先のメキシコで心臓発作により急死。

スタッフ

監督:クーロ・サンチェス
製作:クーロ・サンチェス
脚本:クーロ・サンチェス
編集:クーロ・サンチェス
音楽:パコ・デ・ルシア

キャスト

パコ・デ・ルシア
チック・コリア
カルロス・サンタナ
ジョン・マクラフリン

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