グッバイ、サマー
原題:Microbe et Gasoil
14 歳。僕らの夏休みは永遠の想い出 ミシェル・ゴンドリーの自伝的青春ストーリー
2015年7月8日フランス公開
2015年/フランス/カラー/105分/日本語字幕:星加久実 提供:シネマライズ+トランスフォーマー 配給:トランスフォーマー
2016年9月10日より、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ他、 全国ロードショー!
©Partizan Films- Studiocanal 2015
公開初日 2016/09/10
配給会社名 0248
解説
『エターナル・サンシャイン』『恋愛睡眠のすすめ』『僕らのミライへ逆回転』『ムード・インディゴ うたかたの日々』など創造性と遊び心に満ちた独特の世界観で絶大な支持を得る映画監督・ミシェル・ゴンドリーの最新作『グッバイ、サマー』。
本作について、ゴンドリーは「僕の思い出、僕が体験したことや僕が覚えていることをもとに冒険したかった」と本作の自伝的なストーリーについて語っており、劇中ではゴンドリー自らが作曲した楽曲も登場します。発明家の祖父、作曲家の父、ピアノを親しむ母という、クリエイティブな一家で育ったゴンドリーの少年時代がうかがえる一作となっております。そして今回は、ゴンドリーの母マリー・ノエル・ゴンドリー作曲の楽曲も登場します。さらに、本作で音楽を担当するのは、セルジュ・ゲンズブールの最高傑作とも評されるアルバム「メロディ・ネルソンの物語」(71)の共同作曲・編曲を務めたことでも知られ、フランス国内の批評家からは 70 年代フランス音楽における重要なアイコンと言われる、ジャン=クロード・ヴァニエが参加し、ミシェル・ゴンドリー監督との初タッグとなりました。
ストーリー
14歳。子供でもない、大人でもない狭間の時期。画家を目指すダニエルは沢山の悩みを抱えていた。中学生になっても女の子のような容姿で、クラスメイトからミクロ(チビ)と呼ばれて馬鹿にされており、恋するローラにはまったく相手にされていない。
おまけに母親は過干渉で、兄貴は暴力的なパンク野郎だ。誰も本当の自分を理解してくれない……。
そんなある日、ダニエルのクラスに変わり者の転校生がやってくる。名前はテオ。目立ちたがり屋で、自分でカスタマイズした奇妙な自転車を乗り回し、趣味の機械いじりのせいでガソリンの匂いを漂わせている。周囲から浮いた存在のダニエルとテオは意気投合し、やがて親友になっていく。学校や家族、そして仲間達、みんなが二人を枠にはめて管理しようとしてくる。
息苦しくうんざりするような毎日を脱出するため、彼らは“ある計画”を考え付く。
それは、スクラップを集めて自分たちで〝夢の車〟を作り、夏休みに旅に出ることだった──。
スタッフ
監督:ミッシェル・ゴンドリー
キャスト
アンジュ・ダルジャン
テオフィル・バケ
オドレイ・トトゥ
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