何者
2016年/日本 配給:東宝
2016年10月15日公開
©2016映画「何者」製作委員会 ©2012 朝井リョウ/新潮社
公開初日 2016/10/15
配給会社名 0001
解説
平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した、朝井リョウによるベストセラー『何者』(新潮文庫刊)。『桐島、部活やめるってよ』で等身大の高校生を描き切った著者が、就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生を描いた作品です。お互いを励まし合いながらも、SNSで表の顔とは別の表情を見せる学生たちの姿に、読者からは「リアル過ぎる!」「就活中に読んだらマジ凹んだ…」など様々な声が寄せられました。“痛いほど圧倒的な現代のリアル”が詰まったこの問題作の映画化にあたり監督・脚本を担うことになったのは、演劇界の若き鬼才・三浦大輔。演劇ユニット「ポツドール」主宰者として数々の話題作を上演しつつ、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』といった映画でも高い評価を得ている三浦監督による舞台仕込みの演出が、作品に更なる深みをもたらします。
そしてこの三浦監督のもとに、超豪華キャストが集結しました。主演には『バクマン。』『世界から猫が消えたなら』と立て続けに主演作が公開され、いま最も人気と実力を兼ね備える佐藤健。その他出演者には、『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』など出演した映画が軒並み大ヒット、初主演の民放連続ドラマが話題となっている有村架純。若くして国内外の数々の映画賞を賑やかしつつも、今年に入ってからはバラエティ番組にレギュラー出演するなど、活躍の幅を広げている二階堂ふみ。2016年公開の作品が既に8本も発表され、テレビCMでもその顔を見ない日は無い菅田将暉。映画やドラマだけでなく昨年は舞台にも出演し、様々なステージで演技力を磨き続ける岡田将生。数々の大ヒット作品に出演、益々その存在感を増している山田孝之。と、世代を代表する若手実力派俳優陣が集結し、一筋縄ではいかないリアルな青春物語に挑戦します。
撮影開始を前に、出演者たちは実際の企業での就職活動体験や、三浦監督による入念なリハーサルを経て2月下旬にクランクインをし、約1ヶ月間の撮影を行います。公開日は2016年10月15日(土)に決定しました。誰も観たことのない就活青春エンタテインメントに是非、ご期待ください。
ストーリー
就活の情報交換のため一つの部屋に集まった、5人の22歳。
かつて演劇サークルで脚本を書いていた、人を分析するのが得意な拓人(佐藤健)。
天真爛漫で何も考えていないようで、着実に内定に近づいていく光太郎(菅田将暉)。
光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せ続ける、実直な性格の瑞月(有村架純)。
人一倍「意識高い系」でありながら、結果が出ず不安を募らせていく理香(二階堂ふみ)。
社会の決めたルールには乗らないと宣言しながらも、焦りを隠せない隆良(岡田将生)。
海外ボランティアの経験、サークル活動、手作り名刺、SNS、業界の人脈…。
様々なツールを駆使して戦っていく就活生たち。
企業に入れば「何者」かになれるのか、自分は「何者」になりたいのか——。
そんな疑問を抱えて就活を進める中、5人はそれぞれの思いや悩みをツイートするが、一緒に過ごすうちに、就活のやり方やスタンスに嫌悪感を覚えることもあり、徐々に人間関係が変化していく。そして拓人はサークルOBのサワ先輩(山田孝之)に相談するも、思うようにいかない現実に苛立ちを隠せなくなる。
やがて「内定者」が現れたとき、抑えられていた妬み、本音が露になっていく。
そして、ようやく彼らは自分を見つめ直す。
果たして自分は「何者」なのか。
スタッフ
監督:三浦大輔
原作:朝井リョウ
脚本:三浦大輔
キャスト
佐藤健
有村架純
二階堂ふみ
菅田将暉
岡田将生
山田孝之
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