2016年/日本 配給:東映、日活

2016年6月25日[土]全国ロードショー

(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

公開初日 2016/06/25

配給会社名 0004/0006

解説


<凶悪>の次は <日悪>!白石和彌監督待望の新作『日本で一番悪い奴ら』主演・綾野剛! 
日本一忙しい俳優・綾野剛が、日本一の悪を演じる!

主演は、2015年だけで公開作が5本、2016年度も既に5本公開予定、現在も主演ドラマが放送中という、いまや出演オファーが絶えることがない日本一忙しい俳優、綾野剛。昨年2014年には、毎日映画コンクール、キネマ旬報ベスト・テン、ヨコハマ映画祭、高崎映画祭など様々な映画賞で賞を受賞し、俳優としての新たな境地にたった綾野剛が、<日本警察史上の最大の不祥事>と呼ばれる「稲葉事件」で<黒い警部>と異名を残す実在の男をモデルにした北海道警察の警部を演じ、逮捕されるまでの26年間が描かれる。綾野は、今回の出演オファーに関して、白石監督の最新作であり、脚本の圧倒的な内容に「何を犠牲にしても出演するべき作品」とオファーから、わずか3日で出演を快諾。持ち込まれた脚本に惚れ込み、俳優として最高の侠気をみせている。綾野は役作りのためクランクインからアップまで体重を10キロ増減させた上、激しい柔道練習にも毎日のように取り組み、撮影に挑んだ。

2013年度公開映画として、映画賞を総ナメにした白石和彌、待望のメジャー第二弾!

メジャーデビュー作となる山田孝之主演の『凶悪』(2013)が、国内の各映画賞を総ナメにして以来、さまざまな映画
企画が持ち込まれている白石和彌監督。北海道出身の白石監督は、2002年に北海道で実際に起こった<日本警察史上、最大の不祥事>とよばれる「稲葉事件」をモチーフにした映画化の構想をあたためていた。

その白石監督が、「この映画を撮らずに、次のステージには進めない」と覚悟を決め、「凶悪」のプロデューサーチームと再びタッグを組んで挑む意欲作となる。今回は、綾野演じる警部と、“S”(スパイ)と呼ばれるチンピラなどの捜査協力者たちとのバディムービーの要素も加わり、マーティン・スコセッシ監督の「グッドフェローズ」や「ウルフ・オブ・ウォールストリート」、深作欣二監督「県警対組織暴力」を越える新たなクライム・エンターテイメント作品として、世界で勝負できる作品を目指す。

白石和彌監督と綾野剛は、初タッグとなるが、現場でも阿吽の呼吸。正義だと信じて疑わずどんどん悪に染まっていくというクレイジー過ぎる役柄を、振り切って演じきった綾野剛の役者魂を大絶賛。撮影は、今年6月初旬〜7月上旬に行われ、2016年2月完成予定。公開は、2016年月6日25日。

「稲葉事件」とは?
2002年7月、北海道警察の生活安全特別捜査隊班長である稲葉圭昭警部が、覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受けた。公判において、単純な犯罪ではなく、北海道警察による「やらせ捜査」や「銃刀法違反偽証」などの不祥事が明るみに出るとともに、北海道警裏金事件が2003年に発覚するきっかけともなった。日本警察史上、最大の不祥事が明るみになった事件。

ストーリー








日本警察史上最大の不祥事。奴らはいったい何をしたのか!?
大学時代に馴らした柔道。その腕っ節の強さを買われ、北海道警・刑事となった諸星要一。強い正義感を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。ある日、署内随一の敏腕刑事・村井から刑事の“イロハ”を叩き込まれる。それは「刑事は点数。点数稼ぐには裏社会に飛び込み、S(スパイ)をつくれ。」というものであった。言われるがままに“S”を率い、「正義の味方、悪を絶つ」の信念の元、規格外のヤバすぎる捜査をまっとうしていく諸星だが——。

スタッフ

監督:白石和彌
原作:稲葉圭昭
脚本:池上純哉
音楽:安川午朗

キャスト

YOUNG DAIS
植野行雄
矢吹春奈
瀧内公美
田中隆三
みのすけ
中村倫也
勝矢
斎藤歩
青木崇高
木下隆行
音尾琢真
ピエール瀧
中村獅童
白石糸

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