2015年/日本/カラー/??分/ 配給:日本出版販売

2016年07月02日よりDVDリリース 2016年1月23日、テアトル新宿にて先行公開

©2016「鬼談百景」製作委員会

公開初日 2016/01/23

配給会社名 0434

解説


小野不由美作品の初映画化を記念し、小野不由美が初めて手がけた百物語怪談「鬼談百景」の映像化が決定、『残穢【ざんえ】—住んではいけない部屋—』中村義洋監督を始めJホラーを代表する6人の監督が10の恐怖を手掛けました。
「鬼談百景」は99話で構成されており、100話目が「残穢」とも言われています。二つの作品はリンクしており、それにより恐怖が倍増する仕掛けになっています。今回その99話のうち、10のエピソードを映像化いたします。

ストーリー







「追い越し」
監督:中村義洋/脚本:鈴木謙一/出演:岡山天音、藤本泉、森崎ウィン、吉倉あおい、長井短
午前三時。男二人、女二人が乗った車がトンネルを越えて、田舎道を走っていると、その  
先に白い服を着ている女の姿が見えた。男たちは速度を上げて女を追い越そうとするが…。

「密閉」
脚本・監督:白石晃士/出演:三浦透子、細川佳央、西山真来
Kさんは自分の住んでいるマンションの部屋に気味の悪いものを感じていた。元凶はクローゼットだ。いくら閉じても、ひとりでに開いてしまうクローゼット。その奥には…。
   

「影男(かげおとこ)」
脚本・監督:安里麻里/出演:根岸季衣、山田キヌヲほか
孫の面倒を見ていた祖母の話。昼下がり、孫を寝かして、うたた寝をして庭のガラス戸が叩かれる音で目を覚ますと、黒っぽい、影のようなその男はいきなり襲いかかってきた。

   
「尾(つ)けてくる」
脚本・監督:安里麻里/出演:久保田紗友、田村泰二郎、眼鏡太郎ほか
学校から帰る女子生徒。その道すがら、木立に立っている人影を見かける。その男は林に身を潜めこちらを窺っているように見える。助けを求める女子生徒だったが…。

「どこの子」
脚本・監督:岩澤宏樹/出演:小野孝弘、野村修一、江森咲輝
夜遅く、ひとり職員室に残っていた教師。何気なく顔を上げると戸口に女の子が立っている。おかっぱで、赤いワンピースを着たその女の子は、どこかへと走り去ってしまう。

「空きチャンネル」
脚本・監督:岩澤宏樹/出演:高尾勇次、石賀和輝、谷井優貴、佐々木幸子ほか
夜、テスト勉強をしている時にラジオをいじっていると空いているはずのチャンネルから唐突に女の声が聞こえた。自分の身に起きたことを語るその女の話をついつい聞いてしまう。

「一緒に見ていた」
脚本・監督:大畑創/出演:淵上泰史、屋敷紘子、重松隆志、中原和宏、緒沢あかりほか
学校で首を吊って自殺を図った事務の女の子を発見した先生。遺体の番をすることになった先生は廊下に出て、窓から校庭を見ていた。すると何者かの気配を背後に感じる。
   
「赤い女」
脚本・監督:大畑創/出演:高田里穂、加弥乃、比嘉梨乃、石川絢子、和地つかさほか
赤い服の女が学校を徘徊している、という怪談話を友だちに語った、その後。町では赤い女の姿がたびたび目撃された。しかし、その正体は、誰も知ることがなかった。

「どろぼう」
脚本・監督:内藤瑛亮/出演:萩原みのり、小橋めぐみ、西田薫、忠海蓉子ほか
近所に住む子だくさんの家の、その母親が生んだ子供を殺しているという噂が立った。
ある日、その家を通りがかった女の子は、その家の子供らしき男の子に話しかけられる。

「続きをしよう」
脚本・監督:内藤瑛亮/出演:石井蓮、酒井天満、安藤千織、北原十希明、三澤和歩、正垣那々花、矢口凛花、大藤瑛史、江口奏太
墓地で鬼ごっこをして遊ぶ8人の子供。一人怪我をして抜け、また一人…。「もう帰ろう」と誰かが言い出しても良かったはずなのに。「続きをしよう」と誰かが言った。

スタッフ

原作:小野不由美「鬼談百景」(角川文庫刊)
ナレーション監修:鈴木謙一
メインテーマ:安川午朗
製作:松井智、小松賢志
企画:永田芳弘
プロデューサー:姫田伸也、田坂公章、楢本皓、小田泰之
アソシエイトプロデューサー:植野亮、川原伸一
製作:「鬼談百景」製作委員会
企画・製作幹事:ハピネット
配給・制作協力:日本出版販売
企画協力:KADOKAWA
制作プロダクション:Studio View、アムモ98

キャスト

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