原題:The Huntsman Winter's War

2016年4月26日全米公開

2016年/アメリカ/カラー/??分/ 配給:東宝東和

2016年10月05日よりDVDリリース 2016年5月27日全国公開

(C) Universal Pictures

公開初日 2016/05/27

配給会社名 0002

解説


圧倒的な映像美と壮大なスケールで描くアクション・アドベンチャー大作、完成。

「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰?」 「それは女王様、あなたです。しかしー」

世界中の誰もが知るグリム童話の名作「白雪姫」は、プリンセス・ストーリーの原点として今なお輝きを失っていない。その「白雪姫」のストーリーを、大胆にアレンジして映画化したのが、2012年の『スノーホワイト』だ。

魔法の鏡、毒リンゴ、王子様のキス。
おなじみの要素を盛り込みつつ、剣を手にした白雪姫=スノーホワイトが、邪悪な女王・ラヴェンナを滅ぼす“戦うヒロイン”として描かれ、世界中が騒然。各国で大ヒットを記録し、累計興収は約400億円を記録した。それから3年。さらに進化した『スノーホワイト』がスクリーンに帰ってくる。前作の豪華キャストに、実力派スターを加え、スケール、物語、ビジュアルと、あらゆる点で予想を超えるアクション・アドベンチャー超大作としてー。

前作では「悪」を一人で体現したラヴェンナ女王。この新作では、彼女の妹が登場し、氷の王国を支配する。ここ数年、悪役(ヴィラン)が話題になるアクション映画は多いが、本作は「女性のWヴィラン」というのが斬新。映画史上でも稀に見る、“最恐”の姉妹が、ここに誕生する!

物語の舞台は、スノーホワイトがラヴェンナと戦った時代から、さらに過去にさかのぼる。すでに邪悪な女王として君臨していたラヴェンナには、心優しいフレイヤという妹がいた。優しさゆえに愛情深かったフレイヤは、ある悲しい事件をきっかけに永遠に心を閉ざしてしまう。その悲しみと引き換えに手に入れたのは、あらゆる物を凍らせ、氷の魔法を操るパワーだった。ラヴェンナをも上回る魔力によって、フレイヤは北の大地に「氷の王国」を築き、子どもたちをさらって強力な軍隊に育て始めた。そして隊のメンバーには、その後、スノーホワイトとともに戦うハンターのエリックの姿もあった。

『スノーホワイト/氷の王国』の独創性は、ここからの展開だ。フレイヤが勢力を広げていく間に、ラヴェンナとスノーホワイトの戦いの火ぶたが切られ……という設定。ラヴェンナが戦いに敗れた後の物語も、本作で描かれる。つまり前作『スノーホワイト』の「前」と「後」のドラマが語られるのだ。映画のシリーズとして、前作をこのように内包する形式は異例と言えるだろう。
後半は、ラヴェンナを滅ぼしたエリックと、共にフレイヤの下で訓練を受け、彼との愛を育んだサラの運命が展開。そして、姉の死を知り、スノーホワイトの王国にあった「魔法の鏡」を奪おうとするフレイヤ、さらに閉じ込められた鏡から復活するラヴェンナ……と、劇的なストーリーへとなだれ込んでいく。もはや誰も止められないほど強大となった姉妹の魔力は、信じがたい戦いを導き、衝撃のクライマックスをもたらすことになる。

前作に続き、ラヴェンナを演じるのは、シャーリーズ・セロン。オスカー女優としてトップスターの座を維持しつつ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など女優としてのチャレンジ精神が衰えない彼女が、冒頭からラヴェンナの邪悪さを振りまき、スクリーンを支配する。ハンターのエリックも前作と同じく、クリス・ヘムズワース。『アベンジャーズ』シリーズのソー役など、アクションスターとしての活躍がめざましい彼が、本作ではエリックの成長と葛藤も見事に体現した。
そしてフレイヤ役として新たに参加したのは、エミリー・ブラント。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『ボーダーライン』でアクションの才能を開花させ、『イントゥ・ザ・ウッズ』ではミュージカルに挑むなど、幅広い活躍をみせる彼女が、本作でも最も複雑なキャラクターを熱演する。さらに2度のアカデミー賞®ノミネートを誇り、『オデッセイ』など話題作への出演が続くジェシカ・チャステインが、サラ役で、切ないラブストーリーから、心に抱えた秘密、弓矢のアクションまでを全身全霊で演じている。

これらトップスターをまとめ、それぞれの個性を引き出した監督は、セドリック・ニコラス=トロイヤン。前作『スノーホワイト』では第2班監督と視覚効果を担当し、『マレフィセント』でも第2班監督を務めた彼にとって、本作は記念すべき長編監督デビューとなる。
その他、スタッフにも前作のメンバーが集まった。製作のジョー・ロス(『アリス・イン・ワンダーランド』『マレフィセント』)、衣装デザインのコリーン・アトウッド(『シカゴ』『SAYURI』『アリス・イン・ワンダーランド』で3度のアカデミー賞®受賞)、音楽のジェームズ・ニュートン・ハワード(アカデミー賞®8度ノミネート)が創り出すのは、他の映画とは明らかに違う、ゴージャス&スペクタクルな『スノーホワイト』ワールドだ。

フレイヤの氷の魔力や、鏡から甦るラヴェンナ。その神秘的なビジュアルは、迫力だけでなく美しさに息をのむばかり。魔法の鏡を盗むゴブリンを始めとした、怪しくも不思議なクリーチャーの数々も強烈なインパクト。そして要所に用意されたバトルアクションは激烈を極め、観る者の度肝を抜くにちがいない。
前作『スノーホワイト』を観た人は、さらなる興奮を味わい、そして観ていない人は、未体験の物語と世界観に引き込まれる『スノーホワイト/氷の王国』。
アクション・アドベンチャーの醍醐味が詰まった本作に、再び世界が魅了される!

ストーリー






「白雪姫の物語」は、壮大な物語の“序章”に過ぎなかった—。

鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰—?かつて、その美貌と邪悪な力で世界を闇に包んだラヴェンナ女王は、白雪姫<スノーホワイト>とハンターのエリックの手によって滅ぼされ、世界に平和が訪れたはずだった。…
だが人々は知らなかった。
ラヴェンナ女王には、さらに強力な魔力を持つ“氷の女王”という妹がいた事を。
そして、本当の戦いは、これから始まるのだという事を—。

スタッフ

監督:セドリック・ニコラス=トロヤン

キャスト

クリス・ヘムズワース
シャーリーズ・セロン
エミリー・ブラント
ニック・フロスト

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