原題:About Ray

2015年/アメリカ/カラー/87分 配給:ファントム・フィルム

公開初日 2016/12/予定

配給会社名 0442

解説


本作では、『マレフィセント』などで、人気を博したエル・ファニングがトレンドマークのロングヘアをバッサリカットし、ボーイッシュな装いで、性同一性障害の女の子を熱演。さらに、そんなレイのカミングアウトに右往左往しながらも、色恋沙汰が絶えない(!)母親役に、ナオミ・ワッツ、そして、スーザン・サランドンが、ちょっぴり破天荒なレズビアンのおばあちゃん役として出演。本年度開催されたトロント国際映画祭に登壇した、エル・ファニングは「これまで演じたどの役よりも誇りに思っているし、レイという男の子が大好き」と興奮気味にスピーチ。満席2000名の観客からは10分間にわたるスタンディングオベーションに!エル・ファニングは、早くも来年度のオスカーの女優賞のノミネートにも期待がかかっている、超・注目作です!!

ストーリー







「ドレスを着ていた時代の自分にはサヨナラだ。ただ僕は人になりたいんだよ」
男の子として生きることをカミングアウトしたレイ(エル・ファニング)。
ホルモン治療など、医者が差し出してきた見慣れない資料に呆然とする母親・マギー(ナオミ・ワッツ)。「突然、息子を育てることになるなんて・・」と、突然の告白に動揺を隠せない。そしてそんな心の迷いを、近くに住む若い青年にぶつけて、流れるままに一夜を共にしてみたりと、母親の“動揺”は暴走するばかり・・。一方、レズビアンであることをすでにカミングアウトしたおばあちゃんのドリー(スーザン・サランドン)は最愛のパートナーとの暮らしを謳歌しながら、レイの“新しい人生”への一歩を、密かに応援していた。髪を短く切り、トレーニングをして、少しずつ“男の子”に近づいていくレイ。そんなレイの成長を見つめながら、マギーは意を決して、わが子のためと思い、性転換手術の同意書のサインを、別れた夫にもらうために久しぶりに会いに行くのだが・・・
どんなことがあっても、家族は子供の一番の味方でいてくれる—。それぞれの立場から、それぞれの視点で、レイの“決断”を温かく見守っていく姿に、ほろりとした温かな涙を誘います。

スタッフ

監督:ゲイビー・デラル
脚本:ニコール・ベックウィズ
ゲイビー・デラル

キャスト

ナオミ・ワッツ
エル・ファニング
スーザン・サランドン
テイト・ドノバン
リンダ・エモンド
サム・トラメル

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