フランス組曲
原題:Suite Francaise
2014年/イギリス・フランス・ベルギー合作/カラー/107分 配給:ロングライド
2016年1月8日、TOHO シネマズ シャンテほか全国公開
Photo: Steffan (C)2014 SUITE DISTRIBUTION LIMITED
公開初日 2016/01/08
配給会社名 0389
解説
本作は、第二次大戦中のドイツ占領下フランスの田舎町を舞台に、ピアノの音色が結びつけたフランス人女性とドイツ将校との愛の物語を中心に、過酷な状況下で懸命に生きる人々の姿を壮大なスケールで描き出す。
監督はアカデミー賞受賞作品『ある公爵夫人の生涯』のソウル・ディブ。
マリリン・モンローを演じた『マリリン 7日間の恋』や、『ブルーバレンタイン』などで確かな演技力を披露し、3 度のオスカーノミネートを誇るミシェル・ウィリアムズを主演に迎え、『君と歩く世界』以降、ケイト・ウィンスレット主演『ヴェルサイユの宮廷庭師』、キャリー・マリガン主演「Far from the Madding Crowd」など近年、大物女優との共演が相次ぎ、世界的に注目を浴びているマティアス・スーナールツ、『イングリッシュ・ペイシェント』の名女優クリスティン・スコット・トーマス、ハリウッド超大作『スーサイド・スクワッド』(16 年公開予定)も控える若手女優マーゴット・ロビーなど国際的な実力派が力強い存在感を見せ、深く見応えある人間ドラマを誕生させた。
原作はアウシュヴィッツで生涯を閉じた作家による未完の小説「フランス組曲」
1942 年、作家イレーヌ・ネミロフスキーはアウシュヴィッツでその生涯をとじた。形見として娘が保管していたトランクには、彼女のノート−−−未完の小説「フランス組曲」の原稿−−−が眠っていた。命がけで綴られた原稿が 60 年の歳月を経て世に出るや瞬く間に話題となり2004 年にフランスの四大文学賞の一つルノードー賞を受賞(死後授賞は創設以来初めて)。フランスで 70 万部、全米で 100 万部、世界でおよそ 350 万部の驚異的な売上げを記録した。
ストーリー
1940 年、ドイツ占領下フランスの田舎町。戦地に赴いた夫を待つ美しい妻リュシルと厳格な義母の暮らす屋敷へドイツ軍中尉ブルーノがやってくる。緊迫した占領下の生活の中で、音楽への愛を共有する2人は、いつしか互いの存在だけが心のよりどころになっていくー。それは同時に、狭い世界に生きる従順な女性だったリュシルが、より広い世界へと目を向ける転機にもなっていくのだった。
スタッフ
監督:ソウル・ディブ
製作:グザビエ・マーチャンド
ロマン・ブレモン
マイケル・クーン
アンドレア・コーンウェル
製作総指揮:チャールズ・レイトン
クリスティーン・ランガン
ボブ・ワインスタイン
ハーベイ・ワインスタイン
レン・ブラバトニック
原作:イレーヌ・ネミロフスキー
脚本:ソウル・ディブ
マット・シャルマン
撮影:エドゥアルド・グラウ
美術:マイケル・カーリン
衣装:マイケル・オコナー
編集:クリス・ディケンズ
音楽:アレクサンドル・デプラ
キャスト
ミシェル・ウィリアムズ
クリスティン・スコット・トーマス
マティアス・スーナールツ
サム・ライリー
ルース・ウィルソン
マーゴット・ロビー
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