原題:Liza the Fox-Fairy

ブダペスト発、キュートで奇妙なジャポネスク・ムービー登場! 昭和レトロなキテレツ歌謡曲にのせて贈るブラック・ファンタジー

◆第 35 回ポルトガル・ポルト国際映画祭(2015)グランプリ ◆第33回ベルギー・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭(2015)審査員&観客賞 ◆第 10 回大阪アジアン映画祭(2015)コンペティション出品 ◆SKIP シティ国際 D シネマ映画祭 2015 コンペティション出品「牝狐リザ」

2015年/ハンガリー/カラー/98分 配給:33 BLOCKS(サンサンブロックス)

2015年12月19日 新宿シネマカリテほかにて全国順次ロードショー

©Péter Szatmári

公開初日 2015/12/19

配給会社名 1515

解説


ブダペスト発、キュートで奇妙なジャポネスク・ムービー登場!
昭和レトロなキテレツ歌謡曲にのせて贈るブラック・ファンタジー

1970 年代のブダペスト。日本大使未亡人の看護人として住み込みで働くリザの心の拠り所は、日本の恋愛小説と、その家に住み着いた日本人歌手のトミー谷のユーレイ。リザにしか見えないトミー谷は、マイク片手に軽妙な昭和ポップスを歌って、いつもリザを元気付けてくれる。30 歳の誕生日、リザは勇気を出して未亡人に外出の許可をもらう。「日本の恋愛小説のような恋がしたい!」お気に入りのハンバーガーショップで運命の恋に憧れを募らせるリザだったが、まさにその時、日本大使未亡人は何者かによって殺害されていた。それを皮切りに、リザのまわりで次々と起こる殺人事件。それもリザに恋した相手が次々と“死者”となり、その影にキツネの呪いがチラつく…。犯人と疑われるリザの家に、下宿人を装いやってくる寡黙な刑事ゾルタン。しかし彼女にそんな気配はみじんもない。
謎の連続殺人事件の真犯人は一体誰なのか…。
監督はハンガリーで最も売れっ子の CM ディレクター、ウッイ・メーサーローシュ・カーロイ。短編映画で注目を浴び、満を持しての長編デビュー作品がハンガリーでも大ヒット!怪しいけどクセになるヘンテコ昭和歌謡にのせて繰り
広げられる、キュートで不思議なジャポネスク・ブラック・ファンタジー!

カーロイ・ウッイ・メーサーロシュ監督の初監督作はすでに企画段階から注目が集め、2010年のカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門の企画マーケットThe Atelierに選出されていた。また、主人公リザにだけ見える「トミー谷」のキャラクターは、1999年に来日した際に知った往年の舞台芸人トニー谷からアイデアを膨らませたものだと、監督本人が語っている。他にも、黒沢明監督『羅生門』(50)を参考にしたというシーンもあり、奇想天外なストーリー展開に加え、随所に見られる日本へのオマージュも本作の楽しみにひとつとなっている。

ストーリー


リザは無垢な天使か、死を招く牝狐か?
奇想天外なおとぎ話コメディ。

リザの留守中に、12年間仕えたハンガリー日本大使の未亡人が殺された。犯人は、リザにだけ見える元歌手のトミー谷。その後もリザの周りでは人々の死が相次ぎ、下宿人を装った刑事ゾルタンが屋敷にやってくる

スタッフ

監督:カーロイ・ウッイ・メーサーロシュ
脚本:ウッイ・メーサーローシュ・カーロイ、バーリント・ヘゲドゥーシュ
音楽:アンブルシュ・テヴィシュハージ

キャスト

モーニカ・バルシャイ
サボルチ・ベデ・ファゼカシュ
デヴィット・サクライ
ピロシュカ・モルナール
ゾルターン・シュミード

LINK

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http://www.skipcity-dcf.jp/films/films07.html
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