2015年/日本/カラー/111分/ 配給:マグネタイズ

2016 年 6 月 11 日(土)より新宿 K's cinema にて公開!以降全国順次公開!

©2015「月光」製作委員会

公開初日 2016/06/11

配給会社名 1621

解説


前作『風切羽』で、暴力に晒された少女と少年の葛藤を瑞々しい映像で表現し、2013年の全州国際映画祭インターナショナル・コンペティションBest Picture Prizeを受賞した小澤雅人監督。待望の最新作は、性暴力被害の問題を真っ向から見つめ、人間の尊厳と微かだが確実に差し込む希望を描くことに挑んだ。主演の新鋭・佐藤乃莉、石橋宇輪が全身全霊をかけて演じているのはもちろん、遠山景織子、黒沢あすか、美保純らテーマに賛同した俳優陣が参加。プロデューサーに木滝和幸(『ローリング』)、撮影に谷川創平(『愛のむきだし』)など、日本映画の最前線で活躍しているスタッフが作品を支えている。また主題歌を人気急上昇の女性5人組ロックバンド「Drop’s」が担当し、早くも話題となっている。

ストーリー




ひとりで細々とピアノ教室を営むカオリ。ある夜、教室主催の発表会の帰りに彼女は教え子の一人であるユウの父親トシオから性的暴行を受ける。この事件は彼女の心身を傷つけただけでなく、過去の忌まわしい記憶まで呼び覚ましたのだった。一方ユウもまた父親からの性的虐待にさらされていた。自らの被害を誰にも打ち明けられず、深い孤独の底で苦しむカオリとユウ。再び出会った2人は運命に導かれるように痛みを共有していく。そして、カオリはユウの願いを叶えるため、ある決断をするのだった——。

スタッフ

監督:小澤雅人 
脚本:小澤雅人
プロデューサー:有川潤

キャスト

佐藤乃莉
石橋宇輪
古山憲太郎
遠山景織子
川瀬陽太
高川裕也
黒沢あすか
美保純

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