2016年/日本/95分/ビスタサイズ/DCP5.1ch/R15+ 配給:クロックワークス

2016年8月6日(土) テアトル新宿他全国公開!

(C)2016「花芯」製作委員

公開初日 2016/08/06

配給会社名 0033

解説


親の決めた許嫁と結婚した園子は、ある日突然、恋を知った。相手は、夫の上司。そして…。
新進作家として瀬戸内寂聴がまだ瀬戸内晴美として「新潮同人雑誌賞」を受賞するも、1957年「花芯」発表当時批評家から「子宮作家」と批判を浴び、長く文壇的沈黙を余儀なくされた本作。しかし、当時の世相に反逆するかのようなヒロインの生き様は、傷だらけになりながらも女としての性愛を貫いた熾烈な「女性の恋愛ドラマ」であり、現在にも通ずる女性の「愛欲」や「性愛」の真実を描き、普遍性を持った作品として今なお女性たちから支持されております。

そして、この度本作「花芯」を映画化することになりました。監督は『blue』『僕は妹に恋をする』『海を感じる時』の安藤尋(あんどうひろし)。主人公・園子(そのこ)を演じるのは村川絵梨(むらかわえり)。親が決めた許嫁と結婚し息子を儲けながらも夫の上司に恋をし、次第に肉体の悦びに目覚め、世間の常識に背を向けながらも子宮の命ずるまま生きることを選び生きていく女性という難役を演じ切りました。園子を愛し献身的に尽くしながらも裏切られ、嫉妬に苦しむ園子の夫・雨宮(あまみや)を林遣都(はやしけんと)。雨宮の上司であり、園子と逢瀬を重ねる男・越智(おち)に安藤政信(あんどうまさのぶ)。園子夫婦が下宿するアパートの大家・北林未亡人に毬谷友子(まりやともこ)ほか、豪華俳優陣が揃いました。

ストーリー




「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」
—それが園子(村川絵梨)の恋人・越智(安藤政信)の口癖であった。
園子は、親が決めた許婚・雨宮(林遣都)と結婚し息子を儲けていたが、そこに愛情はなかった。
ある日、転勤となった夫について京都へ移り住んだ下宿で越智と出会い好きになってしまう。
生まれてはじめての恋に戸惑いながらも、自身の子宮の叫びは次第に大きくなり抑えられなくなっていく—。

<原作「花芯」について>
1957年(昭和32年)10月「花芯」を『新潮』に発表。「子宮」という言葉が多く出てくることから
発表当時「子宮作家」と呼ばれ、その後5年間ほど文壇的沈黙を余儀なくされた。

スタッフ

原作:瀬戸内 寂聴
監督:安藤尋
脚本:黒沢久子
配給:クロックワークス 
製作:東映ビデオ、クロックワークス 
製作プロダクション:アルチンボルド 
制作協力:ブロッコリ、ウィルコ

キャスト

村川絵梨
林遣都
安藤政信
毬谷友子

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