原題:Ulyana Lopatkina: A Russian Star

2015年/フランス/カラー/ 配給:ショウゲート

2016年1月30日、渋谷Bunkamuraル・シネマほか全国公開

(C)2014 DELANGE PRODUCTION

公開初日 2016/01/30

配給会社名 0008

解説


世界最高峰のバレエ団マリインスキー・バレエ。ロシア帝国の宮廷バレエを起源とし、200年以上の伝統と誇りを持つ世界でも最も格調の高いバレエ団である。そのマリインスキー・バレエの栄光と品格を体現する伝説のプリンシパル、ウリヤーナ・ロパートキナ。彼女の踊る“白鳥”は世界一と評される。なぜ彼女は踊り始めたのか。母校ワガノワ・バレエ・アカデミーを訪問し少女だった自分と向き合い語り出す。パリ・オペラ座のかつてのエトワール アニエス・ルテステュやジャン=ギョーム・バール、彼女を取り巻く人々の声で紐解かれる孤高のプリンシパルの素顔とは?彼女の代表作『瀕死の白鳥』、『愛の伝説』他、『カルメン』『病めるバラ』などの貴重な舞台映像や最愛の娘とのプライベートショット、マリインスキーの稽古場でのリハーサル風景で見せる迫力の表情など、“白鳥”の真実に肉迫する珠玉のドキュメンタリー。

ストーリー







ウリヤーナ・ヴァチェスラヴォヴナ・ロパートキナ(Ulyana Vyacheslavovna Lopatkina):プロフィール

1973年10月23日ウクライナのケルチ生まれ。サンクトペテルブルクにあるマリインスキー・バレエ(キーロフ・バレエ)に所属するプリマバレリーナである。ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーでナターリヤ・ドゥジンスカヤに師事し、卒業後の91年、マリインスキー・バレエに入団し、95年にプリンシパルに昇格した。建築家で作家の夫ウラジミール・コルネフとの間に02年、一人娘マーシャが誕生した。また 世界で最も身長の高いバレリーナと言われている。
身長175cm、トゥシューズのサイズは27cm。ワンステージのパフォーマンスで、専用に作られたトゥシューズを2足使用する。古典的でドラマチックな役どころに秀でている。長い手足、素晴らしい体力、研ぎ澄まされた見事なライン、そして優れた音楽性。ロシアが誇る、完全美を体現するバレリーナである。

ロパートキナの受賞歴:
ワガノワ国際バレエコンクール第1位(サンクトペテルブルク、1991)/ゴールデン・ソフィト賞 (1995)/ゴールデン・マスク賞(1997)/ブノワ・ド・ラ・ダンス賞(1997)/バルティカ賞(1997、2001)/バレエ功労者賞(イブニング・スタンダード紙/1998)/ロシア国家功労賞(1999)/ロシア功労芸術家賞(2000)/世界ダンス賞(2001)/トライアンフ賞(2004)/ロシア人民芸術家賞(2006)

スタッフ

監督:マレーネ・イヨネスコ

キャスト

ウリヤーナ・ロパートキナ
アニエス・ルテステュ
ジャン=ギョーム・バール

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