EVE/イヴ

発狂！暴走！殺戮！“ハイヒールを履いたターミネーター”は、殺到する追跡部隊を撃破して、最終自爆地点NYの地を踏んだ！

米軍が秘かに開発した女性型サイボーグ、イヴⅧ〈エイト〉(レネ・ソーテンデイク)は、設計したシモンズ博士の姿をそのままをコピーしたブロンドの髪、青い瞳、紅いレザージャケット、黒いタイトスカートにハイヒールを履いた最終兵器だった。しかしサンフランシスコでの実地テスト中、銀行強盗に遭遇したイヴは戦闘モードに突入し逃亡。イヴの体内には48時間後に自爆する核爆弾がセットされており、それを解除するため、対テロ活動の専門家マッケイド大佐(グレゴリー・ハインズ)が彼女の追跡を開始した—。

公開当時“ハイヒールを履いたターミネーター”というキャッチコピーが話題となったSFアクション。イヴⅧとシモンズ博士の二役を演じるのは『4番目の男』(79)、『SPETTERS／スペッターズ』(80)という初期ポール・ヴァーホーヴェン監督作品に出演したオランダ出身のR・ソーテンダイク。『ホワイトナイツ／白夜』(85)で名を上げたG・ハインズは、2003年に癌で亡くなったが、それより先、ダンカン・ギビンズ監督は、本作公開の2年後、カリフォルニアで発生した山火事に巻き込まれ、41才の若さで亡くなっている。