蜃気楼の舟
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭コンペティション部門
2015/99分/1:1.85/カラー & モノクロ/5.1ch/DCP 配給:アップリンク
2016年1月30日、渋谷アップリンク他、全国順次公開
©chiyuwfilm
公開初日 2016/01/30
配給会社名 0009
解説
脚本に心を動かされ、世界的なダンサーの田中泯や、テーマ曲の坂本龍一、新国立劇場バレエ団プリンシパル・小野絢子など、映画業界に限らず日本のアート界を牽引する面々が集結。
主人公の男は、母親を亡くし、父親に捨てられた過去を持つ。
友人に誘われたことがきっかけで囲い屋で働き始め、能面のように無感情になった男は、ただ毎日を浪費していた。
ある日、ホームレスのひとりに、自らの父を発見する。それまでホームレスたちをモノのように扱ってきたが、父との再会により、初めて揺れ始める男。
男の揺れは、彼の日常ともう一つの別の世界とが交わるきっかけとなる。導かれるように父を連れて囲い屋を出た男は、自身の欠落を問うために車を走らせる。現実ともう一つの世界の間を揺れ動くドライブの中で父と訪れた廃墟には、母親の幻影がさまよっていた。そして、並行して描かれる、現実と幻想の狭間を航海する一艘の舟の意味するものとは...
ひきこもりの青年を描いた初監督作品『今、僕は』(’07)が高い評価を得、異例の大ヒットを巻き起こした竹馬靖具監督の第二作目となる作品。
ストーリー
スタッフ
監督・脚本:竹馬 靖具
撮影:佐々木 靖之
照明:關根 靖享
助監督:池田 健太
編集:山崎 梓、竹馬 靖具
録音:上條 慎太郎
整音:鈴木 昭彦
効果:堀 修生
スタイリスト:碓井 章訓
ヘアメイク:寺島 和弥
プロデューサー:竹馬 靖具 汐田 海平
テーマ曲:坂本龍一”hwit”
音楽:中西俊博
製作:chiyuw
キャスト
小水たいが
田中泯
足立智充
小野絢子
竹厚綾
川瀬陽太
大久保鷹
中西俊博
北見敏之
三谷昇
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