原題:Coin Locker Girl(차이나타운)

未体験ゾーンの映画たち2016 東京フィルメックス2015 カンヌ国際映画祭国際批評家週間招待作品 富川国際ファンタスティック映画祭 審査員賞&スペシャルメンション受賞 青龍映画賞主演女優賞・新人監督賞ノミネート

2015年4月29日韓国公開

2015年/韓国/カラー/111分/ 配給:「コインロッカーの女」上映委員会

2016年2月16日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開

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公開初日 2016/02/16

配給会社名 1716

解説


大切な人は、みんな死んでいく。わたしは、どうする—。
地下鉄のコインロッカーに捨てられた赤ん坊。
成長した彼女は、裏社会を支配する“家族”の一員となる。
すべての感情を捨て、命令を忠実に遂行する女。
しかし、刹那に触れた優しさの欠片が渇いた心を惑わせる。
残酷な運命が待ち受けているとも知らずに—。

新人監督の長編デビュー作ながら、その完成度の高さからカンヌ国際映画祭批評家週間に招待された本作。本国での劇場公開は韓国映画として初登場1位を記録(洋画を含めると2位)。約150万人を動員し、韓国の2大映画祭の一つ青龍賞でも主演女優賞、新人監督賞にノミネートされた。W主演の1人は韓国No.1若手女優と名高いキム・ゴウン。イ・ビョンホン共演の超大作「メモリーズ 追憶の剣」の日本公開が控える。そして「観相師」等で知られ、韓国を代表するベテラン女優キム・ヘスがこれまでのイメージを覆す怪演を見せる。更に「のだめカンタービレ 〜ネイルカンタービレ」(TV)のイケメン俳優パク・ボゴム、コ・ギョンピョ等若手の期待俳優と一流スタッフが脇を固める。名作揃いの韓国サスペンスに新たなる衝撃作が加わった。

ストーリー





地下鉄のコインロッカー10番に、臍の緒がついたまま捨てられていた赤ん坊。イリョン(10の意)と名付けられたその子は、仁川のチャイナタウンを支配し、裏稼業の人間たちから「母さん」と呼ばれる女に育てられる。成長したイリョンは、母さんが営む闇貸金業の一員となり、感情を表に出さず毎日を過ごしていた。そんな中、イリョンは父親が残した多額の借金を抱える青年ソッキョンの元へ取り立てに行くが、不幸な生い立ちでもめげない彼に次第に惹かれていく。しかし母さんは、返済の目処がつかなくなったソッキョンの臓器を密売するため、イリョンに彼の殺害を命じるが…。

スタッフ

監督・脚本:ハン・ジュニ 
撮影:イ・チャンジェ

キャスト

キム・ヘス
キム・ゴウン
オム・テグ
パク・ボゴン
コ・ギョンピョ

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