昭和20年、広島・呉。失われた景色が色鮮やかに甦る

2016年/日本/カラー/125分/ 配給:東京テアトル

2016年11月12日(土)〜テアトル新宿・ユーロスペース他全国公開!

©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

公開初日 2016/11/12

配給会社名 0049

解説


こうの史代(原作)・片渕須直(監督)がタッグを組み、「この映画がみたい!」と日本全国の支持をクラウドファンディングで集め制作が決定したことでも話題のアニメーション映画『この世界の片隅に』が10月にテアトル新宿他にて公開致します。

 本作は、第二次大戦中の広島・呉を舞台に、激化していく世の中で大切なものを失いながらも、前を向いて生きていく女性・すずの日々を描きます。遠い昔の物語ではなく、今を生きる人に観て頂きたいアニメーション作品です。原作は、第13回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した、こうの史代の同名漫画。心に染みるこの原作を、映画『マイマイ新子と千年の魔法』(第14回文化庁メディア芸術祭 優秀賞受賞)の片渕須直監督がアニメ映画化。NHK「花は咲く」アニメ版で感動を呼んだふたりが再びタッグを組んでいます。

ストーリー


すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。見知らぬ若者の妻になるために、20キロ離れた町・呉に嫁ぐ。ときに昭和19(1944)年。18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。
 そして、昭和20(1945)年の8月がやってきた——。

スタッフ

原作:こうの史代(「この世界の片隅に」双葉社刊)
監督・脚本:片渕須直
キャラクターデザイン:松原秀典
プロデューサー:丸山正雄・真木太郎
アニメーション制作:MAPPA
プロデュース:GENCO
配給:東京テアトル
後援:呉市・広島市
製作:「この世界の片隅に」製作委員会

キャスト

(声の出演)
のん
細谷佳正
稲葉菜月
尾身美詞
小野大輔
潘めぐみ
岩井七世
澁谷天外

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