黄金のアデーレ 名画の帰還
原題:Woman in Gold
アカデミー賞女優ヘレン・ミレン主演で贈る、クリムトの名画をめぐる感動の実話
2015年/アメリカ・イギリス合作/カラー/109分 配給:ギャガ
2016年05月27日よりDVDリリース 2015年11月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他で全国公開
(C)THE WEINSTEIN COMPANY / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD) LIMITED 2015
公開初日 2015/11/27
配給会社名 0025
解説
82歳の女性が国を訴えた!?
数奇な運命を辿った名画に秘められた真実の物語が、今明かされる—-
20世紀が終わる頃、ある裁判のニュースが世界を仰天させた。アメリカに暮らす82歳のマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)が、オーストリア政府を訴えたのだ。“オーストリアのモナリザ”と称えられ、国の美術館に飾られてきたクリムトの名画<黄金のアデーレ>を、「私に返してください」という驚きの要求だった。伯母であるアデーレの肖像画は、第二次世界大戦中、ナチスに略奪されたもので、正当な持ち主である自分のもとに返して欲しいというのが、彼女の主張だった。弁護をするのは、駆け出し弁護士のランディ(ライアン・レイノルズ)。対するオーストリア政府は、真っ向から反論。大切なものすべてを奪われ、祖国を捨てたマリアが、クリムトの名画よりも本当に取り戻したかったものとは──?
アカデミー賞®女優ヘレン・ミレン主演
深い喪失から立ち上がった女性が、国を相手に奇跡を起こす——希望溢れる感動の実話。
実在の女性マリア・アルトマンを演じるのは、アカデミー賞®に4度ノミネートされ『クィーン』で主演女優賞を受賞、英国女王から“デイム”の称号を授与された名優ヘレン・ミレン。いつも元気でかなり頑固、おちゃめな毒舌とユーモアが冴えるマリアを軽快に演じると共に、そんな彼女が故郷を捨てた時、心の奥深くに封印した怒りや慟哭までをも繊細に表した。監督は『マリリン 7日間の恋』のサイモン・カーティス。二つの国と時代をドラマティックに行き来して、判決の興奮とその予想外の余韻を見事に描き切る。最後に明かされる真実は、観る者に前へと進む力をくれる希望と感動の実話ドラマ。
★「黄金のアデーレ」
正式名称「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」19世紀の美術界で一世を風靡し「接吻」などの代表作を残した画家グスタフ・クリムトが1907年に描いた傑作。世界で最も高額な絵画TOP10に入る。
ストーリー
アメリカで暮らす82歳のマリア・アルトマンが駆け出し弁護士ランディと共に起こした裁判に、世界が仰天した。
訴えた相手は、オーストリア政府。“オーストリアのモナリザ”と呼ばれる、クリムトが描いたマリアの伯母の肖像画
「黄金のアデーレ」の返還を求めてのものだった。その名画には、ナチスに運命を翻弄されたマリアと彼女を取り巻く人々の美しい思い出と涙の記憶が詰まっていた——。
スタッフ
監督:サイモン・カーティス
脚本:アレクシ・ケル・キャンベル
キャスト
ヘレン・ミレン
ライアン・レイノルズ
ダニエル・ブリュール
ケイティ・ホームズ
タチアナ・マズラニー
マックス・アイアンズ
チャールズ・ダンス
エリザベス・マクガバン
ジョナサン・プライス
フランシス・フィッシャー
LINK
□公式サイト□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す