2015年/日本/カラー/102分 配給:パンドラ

2015年5月23日公開

© 岡本みね子事務所

公開初日 2015/05/23

配給会社名 0063

解説


最高の顔ぶれ! 一堂に会した豪華キャスト!
八千草 薫 岸部一徳主人公の市子を演じるのは、数々の名匠に愛された八千草薫。その演技の冴えは、詩的かつ、ゆったりと、たゆたうような劇中の時間を醸し出す。

市子が想いを寄せる画家・宮謙一郎には、黒澤明作品を始め、長年にわたり日本の映画・演劇界を牽引してきた仲代達矢。息子の進役に風間トオル。また岸部一徳、竹下景子、六平直政、嶋田久作、本田博太郎など、実力派俳優陣ががっちりと脇を固めている。

モスクワ国際映画際で絶賛!
音楽・絵画・着物…すべてが本物の輝き!

八千草 薫 仲代達矢 大きなアンティークオルゴール 第36回モスクワ映画際での上映では、CGを一切使わぬ映像を始め、日本映画の底力を示したと、大きな話題を呼んだ。
それもそのはず、全篇を彩る音楽(作曲、ピアノ演奏)は、日本を代表するジャズ・ピアニストの山下洋輔。挿入画は、日本美術界の重鎮 宮廻正明(東京藝術大学大学院教授)画伯が本作のために描いた作品という豪華さ。
八千草薫の着る着物を始め、バッグやオルゴールなどまで、全てが選び抜かれた逸品揃いだ。

76歳にして初監督に挑戦!

中 みね子監督 八千草 薫 岸部一徳 オリジナル脚本・監督は中みね子(岡本みね子)。長年、夫の岡本喜八監督作品を、プロデューサーとして支えてきた。岡本喜八監督逝去から10年。脚本家をめざしていた頃の旧姓を名告り、今、76歳にして新たな<映画人生>の第一歩を踏み出した。

彼女のこれまでの映画人生同様、「想いを貫く」という本作のテーマは、同世代を超えて、すべての人々に向けられた、穏やかにして熱烈なエールといえよう。

ストーリー

やさしい視点に満ちた 想いを貫く人生賛歌!
 市子が少女の頃に想いを寄せていた人は、今では国際的な画家となっていた。
彼の個展の記事を目にした市子は、秋深まる軽井沢へと旅立つ。
思い出の一枚の絵を求めて……。

 一方、旅に出た母を気にかけ、後を追う息子の進。
だが進はまだ知らない、着物の仕立てをしながら、戦後の貧しさの中で、心に封印した若き日の母の想いを……。

 軽井沢で人のぬくもりに触れ、やさしくほどけてゆく市子の心。
そんな市子に思いがけない出逢いが訪れる……。

スタッフ

監督:中みね子
脚本:中みね子
製作:岡本みね子、小野伸一
企画:岡本みね子、村上典吏子
プロデューサー:持田郁夫
撮影:瀬川龍
編集:川島章正
照明:原由巳
録音:藤丸和徳
整音:瀬川徹夫
美術:小林真木
音楽:山下洋輔
劇中画:宮廻正明
題字:浅井竜介
助監督:酒井長生

キャスト

八千草薫
風間トオル
岸部一徳
仲代達矢
竹下景子
六平直政
嶋田久作
本田博太郎
田村奈巳
小宮久美子
岡本真実
ローランス・アゼラッド
小川真司
田辺日太
友居達彦
長森雅人
本田大輔
椎名和甫
浅井竜介
鈴々舎馬桜

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