春子超常現象研究所
原題:Haruko’s Paranormal Laboratory
第37回 モスクワ国際映画祭 Official Out of Competition 部門 香港国際映画祭2015 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015 ロッテルダム国際映画祭2015
2015年/日本/カラー/73分/ 配給:SDP
2015年12月5日公開
(C)2015「春子超常現象研究所」製作委員会
公開初日 2015/12/05
配給会社名 0497
解説
2014年ファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門グランプリ、シネガーアワードを受賞した竹葉リサ監督による次回作支援作品『春子超常現象研究所』がこの度、日本国内公開に先駆けてロッテルダム国際映画祭2015のタイガーアワード・コンペティション部門(Hivos Tiger Awards Competition)での出品が決定。
同映画祭は欧米でも屈指の映画祭で、過去にはクリストファー・ノーラン監督の長編デビュー作、日本でも大ヒットとなったヤン・イクチュン監督の「息もできない」などが最高賞のタイガー賞を受賞。本作も過去の名作と肩を並べる可能性がある。
社会の規範から外れたキワモノキャラクターたちのドタバタコメディーと思わせて、終盤は自由、本能のままに生きてきたように見えたそれぞれの本音が垣間見え、観客の胸を打つ。
本作が、目の肥えた欧米の批評家の間でどう評価されるのか。注目が集まるところ。
日本国内での初お披露目は、2月19日〜23日に開催される当映画祭の上映とスカパー!での放送を予定しています。
『春子超常現象研究所』は、第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストグランプリを受賞、NHK大河ドラマ「八重の桜」、ドラマ「アリスの棘」(TBS)、映画『トワイライトささらさや』、「永遠の0」(TX)に出演、映画『東京難民』主演など話題作には欠かせない人気若手俳優中村蒼(23)が本作では、テレビ男に扮した姿を披露、役者としての新境地を見せることが明らかに、
ある日突然、心と体を持ってしまったテレビ男(中村蒼)と春子(野崎萌香)、そしてそれを取り巻く個性あふれるキャラクターたちが騒動を巻き起こす異色コメディー映画。
テレビ男を演じる中村蒼は正統派イケメン姿を封印し、バラエティー番組さながらのテレビ男に扮した姿を披露。最初はいがみ合っていた春子と、なりゆきで同棲、ヒモと化してしまう情けないテレビ男をコミカルに演じている。
ヒロイン・春子には「第7 回ミスTGC」で準グランプリ、女性ファッション誌「non-no」の専属モデルを経て、現在トップモデル、女優として活躍する野崎萌香(24)。口は悪いが、中村演じるテレビ男に純粋に恋するキュートで天真爛漫なヒロインを魅力たっぷりに演じている。
その他、春子がバイトしているサウナで働く欲求不満のおばちゃんに女芸人として活躍する一方、女優としても確実にキャリアを重ねる青木さやか(41)。スイッチが入ると暴走する警官に個性派アーティストのブラザートム(58)、うさんくさい語学番組プロデューサーに個性派俳優の池田鉄洋(44)、ひきこもり役の斎藤工(33)、コスプレマニアの春子の母に演技派女優の高橋由美子(40)、春子を盲目的に溺愛する父に実力派俳優の小日向文世(60)と、実力と突き抜けた個性を兼ね備えた俳優・女優陣が目立つが勝ちと言わんばかりに、騒動をあちらこちらで巻き起こす。
また、本作の衣装はアイドルグループ「でんぱ組.inc」の衣装を担当し、東京・パリ・ミラノの3都市でコレクションを発表するMikio Sakabe。日本のアニメ・マンガの要素を取り入れ、東京ファッションシーンの新たな潮流を作る中心人物として注目のデザイナーである。Mikio Sakabe が、映画に衣装監督として関わるのは、今回が初。ファッション界で、早くも注目されはじめている。
ストーリー
ある日突然、心と体を持ってしまったテレビ(中村蒼)。持ち主の春子(野崎萌香)と奇妙な同棲生活をスタートさせ、ヒモとして甘い日々を過ごしていた。ある日、胡散臭いテレビプロデューサー鈴木(池田鉄洋)と出会ったテレビは語学番組「やさしいアラビア語教室」のパーソナリティに大抜擢。あれよあれよという間に、テレビはテレビ界のトップにのし上がっていく…。
スタッフ
監督・脚本:竹葉リサ
プロデューサー:小野恵賜、竹葉リサ
撮影:Shu G. 百瀬
照明:大田博
衣装:Mikio Sakabe
編集:西村喜廣
音楽:藤永憲太郎
美術:片桐真理子
クリエイティブプロデューサー:蔭山周
キャスト
中村蒼
野崎萌香
青木さやか
ブラザートム
池田鉄洋
斎藤工
高橋由美子
小日向文世
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