原題:Revenge of the Green Dragon

製作:マーティン・スコセッシ×監督:アンドリュー・ラウ 2大巨匠、奇跡のタッグが実現

<第39回 トロント国際映画祭 WORLD PREMIERRE> <第13回 サンディエゴ映画祭 OFFICIAL SELECTION> <第34回 ハワイ国際映画祭 OFFICIAL SELECTION> <第37回 アジアンアメリカン国際映画祭 OFFICIAL SELECTION>

2014年 / アメリカ、香港 / 英語 / カラー / スコープサイズ / 93分 配給:AMGエンタテインメント、武蔵野エンタテインメント

2015年5月1日 全国ロードショー

(C) 2013 ROTGD Productions, LLC. All Rights Reserve

公開初日 2015/05/01

配給会社名 0644/1544

解説


麻薬、暗殺、誘拐、強盗、売春——あらゆる犯罪に手を染め
ニューヨークに巨大帝国を築いた不法入国者たちの組織、
「グリーン・ドラゴン」の壮絶なる真実

自由を求め、中国から不法移民としてアメリカに渡った少年サニー。10歳で殺しを叩きこまれ裏社会に生きる孤独な男が、ある女性への愛のために危険な抗争へと突き進んでいく姿を描いた『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン』がついに日本上陸!

トロント国際映画祭で絶賛され、ローリングストーン、ウォールストリートジャーナルをはじめとする数々のメディアで最高レベルの満足と評価を叩き出した本作。

この映画史に残る傑作を生み出したのは、『インファナル・アフェア』シリーズで香港アカデミー賞他、数々の映画賞を総なめにし、世界に名を知らしめたアンドリュー・ラウと、『インファナル・アフェア』のハリウッド版リメイク作『ディパーテッド』でメガホンをとりアカデミー賞を受賞、また、『タクシードライバー』、『グッド・フェローズ』、『ヒューゴの不思議な発明』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など傑作を連発し“最も重要な映画監督”と称されるマーティン・スコセッシ。この2人が奇跡のタッグを組み、6年の歳月をかけて完成させた。

10歳でギャングスターを目指した孤高の主人公“サニー”を演じるのは『トワイライト』シリーズなどで今最も注目を集める若手ジャスティン・チョン。そして、サニーが愛する“ティナ”役には「大塚製薬」など日本のCMでも活躍し、超大作『グリーン・デスティニー2』の公開が控えるシューヤ・チャン。ほか、『グッド・フェローズ』で元マフィアの実在人物ヘンリー・ヒルを演じ絶賛され、ゴールデン・グローブ賞ノミネート歴を持つレイ・リオッタ、ビヨンセ、マライア・キャリーなど大物歌手のリードダンサーとして活躍し、「glee/グリー」のマイク・チャン役で世界中の女性から人気の高いハリー・シャム・ジュニア、YouTube登録者数ナンバーワンの人気コメディアン、ケヴィン・ウーなど、一癖も二癖もある個性的で魅力的なキャストが脇を固め、単なる犯罪劇以上の深みを作品に与えている。
1992年にフレデリック・ダネンが「ザ・ニューヨーカー」で掲載した実話を基に、徹底的に贅肉を削ぎ落とした演出で、愛する人を守るため裏社会を相手に一人闘いに身を投じるギャングの孤独と悲哀を、時に衝撃的なまでに情感豊かに描き出す。
 
抑えつけられていたサ二ーの暴力性が一挙に噴出する緊迫のクライマックス。そして、後ろめたいほどの興奮を呼ぶバイオレンス、計算しつくされた映像美と本能に訴えかけるサウンドが美しく融合し、ここに激しく心揺さぶる新たなエンターテインメントが誕生した!

ストーリー







1983年アメリカ・ニューヨークのクイーンズ。中国から不法移民としてこの地に一人流れ着いたサニーは、移民を仕切るスネークヘッドによって、同じ年齢の少年スティーブンとその母親と一緒に生活することとなる。だが、身分保障のない彼らは、町の中華レストランで雑用としてこき使われ、学校に行けば、徒党を組む中国人グループに追い回され、暴力の中で毎日を生活していた。

そんなある日、2人は地元で勢力を誇っていた犯罪組織“グリーン・ドラゴン”に引き抜かれる。白人の国で成り上がるためには、ギャングになるしかないと諭され、少しずつギャングの流儀を学び、銃の扱いや殺しのルールも覚えていく。

ポール率いる“グリーン・ドラゴン”は、他の5つのギャングと抗争を繰り広げていた。彼らは抗争を繰り広げるにあたり、ひとつのルールを作っていた。それは白人を巻き込まないこと。もし白人を巻き込んでしまったら、警察、そしてFBIまでもが動き不法移民である自分たちの首を絞めることになるのだ。

サニーとスティーブンは組織の中で生活し、そしていつしか少年から青年となっていた。そんな彼らの前に、ポールの知人で香港から来たテディとその娘ティナが現れる。この出会いがサニーにとって運命を狂わせていく…

スタッフ

監督:アンドリュー・ラウ
アンドリュー・ロー
製作:スチュアート・フォード
アンドリュー・ラウ
アレン・ベイン
ジェシー・スコラーロ
アラ・カッツ
製作総指揮:マーティン・スコセッシ
スティーブン・スクイランテ
ディーパック・ネイヤー
アート・スピゲル
脚本:アンドリュー・ロー
マイケル・ディ・ジャコモ
編集:ミシェル・テゾーロ
音楽:マーク・キリアン
音楽監修:ローラ・カッツ

キャスト

ジャスティン・チョン
ケビン・ ウー
ハリー・シャム・Jr.
レイ・リオッタ
シューヤ・チャン
ジェフ・ピアソン

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