あん
原題:Sweet Red Bean Paste
やり残したことは、ありませんか?
第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニングフィルム
2015年/日本/カラー/113分/ 配給:エレファントハウス
2016年03月16日よりDVDリリース 2015年5月30日公開
(C)映画『あん』製作委員会
公開初日 2015/05/30
配給会社名 1508
解説
ドリアン助川の同名小説「あん」を、世界を舞台に創作活動を続ける監督・河瀬直美が映画化。日本を代表する女優・樹木希林をはじめ、抜群の演技力で独特の存在感を放つ永瀬正敏、樹木の実孫である新星・内田伽羅(うちだきゃら)や、芸歴50年を超えようやく樹木との共演が実現した市原悦子など、豪華キャストで贈る、心揺さぶる作品がここに誕生した。
ストーリー
あることがキッカケで刑務所暮しを経験し、縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎。ある日、その店の求人募集の貼り紙をみて、千太郎にその店で働くことを懇願する一人の老女、徳江が現れる。彼女の勢いに押されるように、半信半疑のまま、翌日からどら焼きの粒あん作りを任せた千太郎だが、彼女が作る粒あんがあまりに美味しく、次第に来客数も増え、店がみるみるうちに繁盛していく。いつも、潰れたどら焼きだけをもらいに通っていた近所の女子中学生・ワカナも次第に徳江と心を通わせていく。
ある日、徳江が昔ハンセン病を患っていたことが近所の噂になる。一気に客足が遠のき、千太郎も徳江を辞めさせなければならないことになる。この状況を察した徳江は、潔く店を去り、それ以来徳江は千太郎やワカナの前に姿を見せることはなかった。
徳江は、今どうしているのだろう…。それぞれの想いを抱えて、徳江の足跡を探す千太郎とワカナ。そして、二人が対面したものは…。
スタッフ
原作:ドリアン助川「あん」(ポプラ社刊)
監督・脚本:河瀬直美
撮影:穐山茂樹
照明:太田康裕
録音:森英司
美術:部谷京子
衣装:小林身和子
プロデューサー:福嶋更一郎、大山義人
宣伝プロデューサー:米満一正
配給:エレファントハウス
企画・制作:組画
共同制作:COMME DES CINEMAS(フランス)
製作委員会:メ〜テレ、イオンエンターテイメント、ポプラ社、博報堂、朝日新聞社、組画、エレファントハウス
キャスト
樹木希林
永瀬正敏
内田伽羅
市原悦子
水野美紀
太賀
兼松若人
浅田美代子
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