名曲と共に、描かれる物語。再び日本を感動の渦にー。

2015年/日本/カラー/119分/ 配給:アニプレックス

2015年9月19日全国公開

(C) KOKOSAKE PROJECT

公開初日 2015/09/19

配給会社名 0610

解説


 2013年、アニメファンの枠を超え、心揺さぶる感動作として興行収入10億円を突破する大ヒットを記録した『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。テレビアニメオリジナル作品としては歴代2位の記録を打ち立て、実写ドラマ化も決定するなど、今でも日本中に“あの花現象”を巻き起こしている。
 そして今秋、名実ともにヒットメーカーとなった監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀の3人が結集し、再び秩父を舞台にした完全オリジナルストーリーの青春群像劇『心が叫びたがってるんだ。』が誕生する。
 心の傷、葛藤、誰かを想う切なさー。人と人との絆を描いた物語と、誰もが一度は聴いた事のある「悲愴」や「Over the Rainbow」「Around The World」などの名曲の数々が、きっとあなたの心を感動でいっぱいにしてくれる。

ストーリー








心の殻に閉じ込めてしまった素直な気持ち、
本当は叫びたいんだ。

 幼い頃、何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、心も閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。
 高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。
 担任の思惑によって、交流会の出し物はミュージカルに決定するが、クラスの誰も乗り気ではない様子。しかし拓実だけは、「もしかして歌いたかったりする?」と順の気持ちに気づいていたが、順は言い出せずにいた。そして、だんまり女にミュージカルなんて出来るはずがないと、揉める仲間たち。自分のせいで揉めてしまう姿を見て順は思わず「わたしは歌うよ!」と声に出していた。
 そして、発表会当日、心に閉じ込めた“伝えたかった本当の気持ち”を歌うと決めたはずの順だったが…。

スタッフ

原作:超平和バスターズ 
監督:長井龍雪  
脚本:岡田麿里  
キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀
音楽:ミト(クラムボン)
演出:吉岡忍  
美術監督:中村隆  
プロップデザイン:岡真里子  
色彩設計:中島和子
撮影・CG監督:森山博幸  
編集:西山茂  
音響監督:明田川仁
企画・プロデュース:清水博之・岩田幹宏  
プロデューサー:斎藤俊輔
アニメーションプロデューサー:賀部匠美
製作代表:夏目公一朗・植田益朗・清水賢治・中村理一郎・久保雅一・落越友則・坂本健
製作:「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会
(アニプレックス/フジテレビジョン/電通/小学館/A-1 Pictures/ローソン/ローソンHMVエンタテイメント)
制作:A-1 Pictures   配給:アニプレックス  宣伝:KICCORIT

キャスト

(声の出演)
成瀬順:水瀬いのり
坂上拓実:内山昂輝
仁藤菜月:雨宮天
田崎大樹:細谷佳正
城嶋一基:藤原啓治
成瀬泉:吉田羊

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