「第1回 皆既月食映画祭」(ニコニコ動画[公式])グランプリ[金月賞]受賞!

2014年/日本/カラー/86分/ 配給:ベンテンエンタテインメント

2015年7月25日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開

Ⓒ2015『THE HYRID 鵺の仔』映画製作委員会

公開初日 2015/07/25

配給会社名 0277

解説


世界的大ヒット怪獣映画『GODZILLA ゴジラ』に続き、起源的な怪獣である鵺(ぬえ)は、古の都市伝説として、古事記や万葉集にも名が見られ、平家物語には時の天皇を苦しめる怪獣として二度登場する。
皆既月食に祭られた生贄=鵺信仰が色濃く残る秘境の地・鵺ヶ淵温泉郷にまつわる物語。

気鋭の羽野暢と倉谷宣緒が共同監督で挑む、SFハイブリッド作品。出演は、石橋穂乃香『アンを探して』(日本・カナダ合作)、山村憲之介『ウルヴァリン:SAMURAI』(ハリウッド映画デビュー)、柴田光太郎『ボディ・ジャック』、大島葉子『朱花の月』(カンヌ映画祭)、黒沢あすか『冷たい熱帯魚』(第33回ヨコハマ映画祭 助演女優賞受賞)ほか個性派キャスト。

ストーリー









OLのチアキ(石橋穂乃香)は、親友の記者・マイ(藍田舞)を連れ、故郷である温泉郷・鵺ヶ淵へ向かっていた。
母ヨシコ(黒沢あすか)が、そこで古い温泉宿を経営しているのだ。チアキには、秘密にしている過去があった。 12年前に父親が、母ヨシコに想いを寄せる男、澤津久森(柴田光太郎)によって殺されたのだ。

同じ頃、辺鄙な山奥にある洋館に、巨大な柩を運び入れる男たちがいた。未確認生物UMAを専門に扱う三流誌の編集長・京極(山村憲之介)とその部下である。柩の中には、異形の怪物が経文により生きたまま眠らされていた。
京極にはもう一つの顔がある。怪物を捕獲し、ボスであるマダム(大島葉子)に献上するUMAハンターとしての顔だ。京極は般若心経に身を包み、源頼政が使用したといわれる弓を武器にUMAを狩っては、マダムに差し出してきた。マダムは、新鮮な怪物を食べ続ける事で若さを保ち続ける謎の老女であった。マダムは言う「早く鵺を目の前に差し出せー」。

鵺は、古くは古事記に登場する日本古来のUMA。顔は猿で体は狸、手足が虎で尻尾は蛇。そんな化物の血を引く人間が生存しているといわれる秘境が、鵺ケ淵であった・・・。

スタッフ

監督・脚本・編集:羽野 暢
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:野口典夫
企画・原案・プロデューサー・共同監督:倉谷宣緒
特殊メイク:梅沢壮一

キャスト

石橋穂乃香 
山村憲之介 
柴田光太郎 
大島葉子
瀬戸祐介  
藍田 舞  
むとう水華 
千葉美紅
と も こ  
中村邦晃  
記井沙也佳 
青木和枝  
?將城
研ナオコ
黒沢あすか

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