さらば、愛の言葉よ
原題:Adieu au langage / Goodbye to Language 3D
ヌーヴェルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダールが【3D】で描く最大の野心作
第67回カンヌ映画祭審査員特別賞
2014年/フランス/カラー/69分/2D&3D 配給:コムストック・グループ
2015年07月08日よりDVDリリース 2015年1月31日、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー!
© 2014 Alain Sarde - Wild Bunch
公開初日 2015/01/31
配給会社名 0708
解説
今年のカンヌ国際映画祭でも話題の中心だった、83歳のヌーヴェルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダールが初めて“3D”で長編を描いた野心作に、カンヌ国際映画祭審査員特別賞のほか、ゴダール(とそのパートナーであるアンヌ=マリー)の愛犬、ロクシー・ミエヴィルに “パルムドッグ審査員特別賞”が授与された。半世紀以上も前、スタジオ撮影が当たり前の時代に、『勝手にしやがれ』(59)でカメラを屋外に持ち出し、街の空気感をそのままスクリーンに映し出して世間を驚かせ、カメラワークや編集、演出、台詞、俳優の扱いなど多くの革命を起こしたゴダールが今、新旧の技術を斬新に組み合わせた“映画芸術”として、3Dの可能性に挑み、遊び心たっぷりに3Dという手法を変革する衝撃作!60年代から半世紀以上、既存の手法にとらわれず、常に斬新な(新しい)表現で映画界を牽引し続ける巨匠が今度は、3Dで未来の扉を開いた。「常に処女作を作る」と公言するゴダールの“新しい波(=ヌーヴェルヴァーグ)”の進化形と呼ぶべき本作は、フランスのみならずニューヨークでも大ヒットし、若い世代の熱い視線が注がれている。
ストーリー
純なアイデアだ
人妻と独身男が出逢う
ふたりは愛し合い、喧嘩し、手を上げる
一匹の犬が町と田舎を彷徨う
季節は過ぎ去り
男と女は再び出逢う
犬は気付くとふたりへ割り込み
もうひとりは、ひとりの中に
ひとりは、もうひとりの中にいて
ふたりは三人になる
前夫が全てを台無しにし
第二のフィルムが始まる
最初のフィルムと同じようで
それでいて同じではない
人類からメタファーへと移り
最後は、犬の吠える声と
赤ん坊の泣き声で終わる
スタッフ
監督・編集:ジャン=リュック・ゴダール
撮影:ファブリス・アラーニョ『ゴダール・ソシアリスム』(2010)
キャスト
エロイーズ・ゴデ
カメル・アブデリ
リシャール・シュヴァリエ
ゾエ・ブリュノー
ジェシカ・エリクソン
クリスチャン・グレゴーリ
with ロクシー・ミエヴィル(アンヌ=マリー&ゴダールの愛犬)
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