愛することに不器用な、 都会の女と農家の男が育む愛の物語——。

2015年/日本 配給:アルゴ・ピクチャーズ

2014年12月6日新宿K’sシネマ公開

©レジェンド・ピクチャーズ

公開初日 2014/12/06

配給会社名 0090

解説


 家族や結婚を夢見る女がたどり着いた最後の愛とは——?

 ガールズバーで働く男運のない由紀恵は、店にやって来た農家の長男・常太朗と結婚し、水商売から一転して“農家の嫁”となる。慣れない新しい家族や農作業に戸惑い、姑に厳しくされながら、夫の愛をよりどころに過ごす毎日。しかしそんなささやかな生活は、偶然現れた昔の男によって、少しずつ脅かされていく……。
 35歳で農家に嫁いだ由紀恵を演じるのは、「ギルガメッシュないと」への出演以来、国内のみならず海外でも人気を博す水谷ケイ。由紀恵の夫・常太朗には大河ドラマ「江」で真田幸村役をつとめた浜田学。契約をダシに由紀恵とヨリを戻そうと画策する三島に吉岡睦雄、由紀恵の気のおけない奔放な友人・真理に西本はるかが名を連ねるほか、吉野紗香、団時朗、田島令子らが脇を固めて物語の奥行きを深める。監督は『死んでもいいの 百年恋して』(12)の榎本敏郎がメガホンを取った。
 母子家庭に育ち、誰よりも家族や結婚に憧れながら、男を信用しては裏切られてきた三十路女がやっと手にした幸せ——小さくても切実な彼女の愛は実を結ぶことができるのか!?

ストーリー





ガールズバーで働く35歳の由紀恵(水谷ケイ)は、家族や結婚に憧れながらも、オトコに騙されてばかりいる。そんなある日、婚活パーティーに敗れて店に流れてきた泥酔男たちの中に、常太朗(浜田 学)がいた。農家の跡継ぎということも手伝って女性に縁がなかった常太朗は華やかな由紀恵に一目惚れ。店に通い詰めてプロポーズを繰り返す彼にほだされ、由紀恵はついに農家へ嫁ぐことを決意する。
 だが現実はシビアだった。農家の嫁の朝は早い。夫の家族と暮らすのも農作業も初めての彼女に姑の嘉子(田島令子)は厳しく接するが、常太朗の変わらぬ愛情だけが由紀恵の支えになっていた。
 そんな折り、常太朗が進めていた通販事業の取引相手が家にやって来る。その担当者・三島(吉岡睦雄)は、かつてのガールズバー時代の客で、結婚を意識していた由紀恵を騙した男だった。常太朗一家との契約と引き換えに由紀恵に肉体関係を迫る三島。愛する夫と家族を救うために由紀恵が選んだ道とは……。

スタッフ

監督:榎本敏郎
脚本:片岡修二
企画:利倉亮
プロデューサー:江尻健司、酒井識人
キャスティング:松永琴、関根浩一
撮影:花村也寸志
照明:福田裕佐
録音:山口勉
編集:桐畑寛
助監督:佐藤吏
制作担当:山地?
メイク:大久保恵美子
スチール:千葉朋昭、市川晶子
制作応援:竹内宏子
音響効果:藤本淳
MA:若林大記
メイキング:坂本礼

キャスト

水谷ケイ
浜田学
西本はるか
吉野紗香
竹田朋華
吉岡睦雄
柴田明良
団時朗
田島令子

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