2015年/日本/カラー/139分/ 配給:東宝

2015年10月02日よりDVDリリース 2015年3月14日(土)全国東宝系にて公開!!

(c)2015「風に立つライオン」製作委員会

公開初日 2015/03/14

配給会社名 0001

解説


1987年にさだまさしが発表した名曲『風に立つライオン』。アフリカ・ケニアの長崎大学熱帯医学研究所に赴任し、国際医療ボランティア活動に従事した実在の医師・柴田紘一郎氏から聞いた話からインスパイアされ、作詞し作曲された同曲。そんな楽曲に惚れこんだ俳優・大沢たかおが、小説化・映画化を熱望したことで今回のプロジェクトが始動しました。そんな大沢からの熱烈オファーを受け、2013年にさだまさしが同名小説を発表。遂にアフリカのケニアを舞台に映画化する事が決定致しました!!そして、メガホンをとるのは『十三人の刺客』や『悪の教典』『土竜の唄』『神さまの言うとおり』など幅広いジャンルでヒット作を作り続け、大沢とタッグを組みカンヌ国際映画祭コンペティデョン部門に正式出品された『藁の盾』も記憶に新しい日本映画界を代表する鬼才・三池崇史監督に決定。大沢たかお×さだまさし×三池崇史監督という夢のタッグが実現しました。さだが原作の映画化作品に大沢が主演するのは04年の『解夏』、07年の『眉山』以来三作目となります。

大沢たかおが演じるのは遠く離れて暮らす恋人への想いを胸に、ケニアの過酷な医療環境の中で心と身体に傷を負った多くの患者たちとまっすぐ向き合う医師・島田航一郎。豪華キャスト陣にアフリカ・ケニアの現場で航一郎を支える看護師:草野和歌子役に石原さとみ、日本に残してきた愛する恋人:秋島貴子役に真木よう子、その他、鈴木亮平、萩原聖人、石橋蓮司など実力派俳優陣の出演も決定しており感動の人間ドラマをより一層盛り上げます!!
アフリカが主な舞台となる感動大作『風に立つライオン』は、10月中旬から長崎でクランクインし、11月初旬に順調に長崎バートが終了しました。そして、11月中旬からおよそ1ヶ月に亘ってのアフリカ・ケニアパートのロケ撮影が快調にスタートしました!!

「風に立つライオン」とは
87年7月25日に発売されたアルバム「夢回帰線」に収録された楽曲。かつての恋人の結婚報告にたいする返信の手紙という形で書かれている。さだの父親の友人でケニアにて3年間医療活動に従事した柴田紘一郎医師をモデルに8分50秒の曲を書き上げたもの。同名小説は主人公の関係者の証言により、アフリカで巡回医療に携わる青年医師の活動や戦闘で傷ついた少年兵士との触れ合いがつづられています。

ストーリー



1987年、日本人医師・航一郎(大沢たかお)は、大学病院からケニアの研究施設に派遣される。アフリカ医療に生涯を捧げたシュバイツァーの自伝に感銘を受け医師を志した航一郎にとって、それは願ってもいないチャンスだった。しかし、それは恋人との長い別れも意味していた。父の跡を継ぎ、女医として離島医療に従事する貴子(真木よう子)を遠く日本に残さなければならなかったのだ。

理想を胸に研究と臨床の充実した日々を送っていた航一郎は半年後、現地の赤十字病院から1か月の派遣要請を受ける。物見遊山のつもりで赴いた彼は、重傷を負って次々と運ばれてくる少年が、みな麻薬を注射され戦場に立たされた少年兵である事実に愕然としながらも、この病院への転籍を志願する。病院では、新たにスタッフとなった日本人看護師・草野和歌子(石原さとみ)と出会う。航一郎と和歌子は時折ぶつかりあいながらも互いに同志として認め合っていく。
そんなある日、病院に少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれる。彼は銃傷よりも、両親を目の前で惨殺され、麻薬でかき消された心の傷が甚大だった——
航一郎は、そんな彼の心の闇に真正面から向かっていくのだが・・・

スタッフ

原作:さだまさし『風に立つライオン』(幻冬舎刊)
監督:三池崇史
脚本:斉藤ひろし
製作:映画「風に立つライオン」製作委員会
製作プロダクション:日テレアックスオン、OLM
配給:東宝株式会社

キャスト

大沢たかお
石原さとみ
真木よう子
萩原聖人 
鈴木亮平 
藤谷文子
山崎一 
石橋蓮司

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