カタブツでヘンクツな校長先生と、亡き妻が可愛がっていた一匹の三毛猫。 猫が教えてくれる、町と人と、夫婦の愛のお話。

2015年/日本/カラー/107分 配給:クロックワークス

2015年10月10日(土)、全国ロードショー

©2015「先生と迷い猫」製作委員会

公開初日 2015/10/10

配給会社名 0033

解説


主人公の森衣を演じるのは、大ヒット作『太陽』以来の主演映画となるイッセー尾形。
元中学の校長で、近所でも有名なカタブツでヘンクツなおじいさん・森衣を、その個性的かつ圧倒的な存在感で演じ、唯一無二のキャラクターに作り上げました。
もう一人(一匹)の主役、猫のミイを演じるのは、NHK 朝ドラ「あまちゃん」で夏さんの飼い猫カツエ役でデビューした三毛猫ドロップ。代役なしで、全編 1 匹で演じ切るという、猫映画としてはおそらく史上初の試みに挑戦し見事な天才女優ぶりを発揮しています。
そして染谷将太、岸本加世子、北乃きい、ピエール瀧、もたいまさこ他、実力ある個性豊かな実力派俳優たちが顔を揃え、ほっこり温かい、猫と町と夫婦の愛を描いた作品となりました。

ストーリー







定年退職した校長先生、森衣恭一は、妻に先立たれて 1 人暮らし。そのカタブツさと偏屈さから近所では浮いた存在だ。訪ねてくるのは、可愛がっていた野良猫ミイくらい。猫が好きではない森衣は、なんとか追い払おうとするが、ミイはどんなに追っ払っても毎日やってきて、妻の仏壇の前に座っているのだった。そんなある日突然、ミイが来なくなる。そうなるとなぜか気になり探し始めると、自分の他にも、ミイを探している人たちがいることが分かる。皆、ミイに餌をやり、語りかけることで、どこか救われていた人たちだった。彼らとの交流の中で、先生の頑なな心が変化していく——
ミイの存在が思い出させる妻のこと。忘れてしまわねばならないと思っていたこと。失くしてからでは伝えられないこと——校長先生は必死でミイを探すが・・・。

スタッフ

監督:深川栄洋
脚本:小林弘利
原案:「迷子のミーちゃん〜地域猫と商店街再生のものがたり〜」木附千晶(扶桑社・刊)
製作:「先生と迷い猫」製作委員会
(クロックワークス、ポニーキャニオンエンタープライズ、ビデオプランニング、GYAO、クオラス)

キャスト

イッセー尾形
染谷将太
北乃きい
ピエール瀧
嶋田久作
佐々木すみ江
カンニング竹山
久保田紗友
もたいまさこ
岸本加世子
ドロップ(三毛猫)

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