あの日の声を探して
原題:The Search
2014年/フランス/カラー/135分 配給:ギャガ
2015年12月02日よりDVDリリース 2015年4月24日公開
(C)La Petite Reine / La Classe Americaine / Roger Arpajou
公開初日 2015/04/24
配給会社名 0025
解説
『アーティスト』で多くの賞に輝き、喝采に包まれたミシェル・アザナヴィシウス監督。彼には長年“どうしても描きたい”物語があった。今も世界のどこかで起きている戦争を生き抜く人々の現実を、力強いヒューマンドラマとして世に訴え、カンヌとトロント国際映画祭で大喝采を浴びたのだった。 1999年、ロシアに侵攻されるチェチェン。両親を目の前で殺され、声を失った少年。自分の無力さに絶望するEU職員。ロシア兵にされ、殺人兵器と化していくごく普通の青年。臨場感溢れる圧倒的な映像が突き付けるのは、泣きながら、なりふり構わず行動する人間の姿。そこから溢れ出るのは、立場の異なる彼らの“それでも生きたい”という同じ願いだった。 人としての尊厳を踏みつけられ、大切なものを奪われても、希望の光を探し求める者たちに、私たちは胸を打たれ、そして気付く。光は天から射すのではなく、彼らの命のきらめきにこそあることに──。
ストーリー
1999年、チェチェンに暮らす9歳のハジは、両親を銃殺されたショックで声を失ってしまう。姉も殺されたと思い、まだ赤ん坊の弟を見知らぬ人の家の前に捨て、一人放浪するハジ。彼のような子供さえも、ロシア軍は容赦なく攻撃していた。ロシア軍から逃げ、街へたどり着いたハジは、フランスから調査に来たEU職員のキャロルに拾われる。自分の手では何も世界を変えられないと知ったキャロルは、せめて目の前の小さな命を守りたいと願い始める。
ハジがどうしても伝えたかったこととは?生き別れた姉弟と再び会うことができるのか─?
スタッフ
監督:ミシェル・アザナビシウス
キャスト
ベレニス・ベジョ
アネット・ベニング
マキシム・エメリヤノフ
アブドゥル・カリム・ママツイエフ
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