2015年/日本/カラー/94分 配給:日活

2015年09月02日よりDVDリリース 2015年3月28日公開

(C)2006平山瑞穂/新潮社 (C)2015「忘れないと誓ったぼくがいた」製作委員会

公開初日 2015/03/28

配給会社名 0006

解説


日本ファンタジーノベル大賞受賞作家・平山瑞穂による感動のファンタジー⼩小説『忘れないと誓ったぼくがいた』(新潮文庫刊)の映画化。本作は、今年5 月に日本と台湾で同時公開となった日台合作映画『一分間だけ』の製作を行った新時代のクリエイティブグループbeachwalkers.が企画製作を行い、制作・ジャンゴフィルム、配給・日活により映画化され、2015 年3 月28 日公開。

主演には、第67 回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品『2つ目の窓』(河瀬直美監督)主演で鮮烈な俳優デビューを果たした村上虹郎(17)。父が俳優の村上淳、母が歌手のUA ということでも注目を集めた日本映画界期待の新星が、大学受験を間近に控える大切な時期に、「織部あずさ」に出会い恋に落ちていく「葉山タカシ」役に挑む。本作のファンタジックで繊細な世界観の中で、カンヌで絶賛された圧倒的な存在感がどのように融合を果たすか大きな期待が集まる。

ヒロインは、映画『百瀬、こっちを向いて。』(耶雲哉治監督)で初主演を果たし注目を集めた早見あかり(19)。
周囲の⼈人の記憶から理理由もなく消えてしまう不不思議な運命を背負った女子高校生「織部あずさ」という難しい役どころを大胆かつ繊細に演じ、初となるキスシーンにも挑む。
この日本映画界の最新の才能による「葉山タカシ」と「織部あずさ」の2人の恋の行方と、驚きと感動のエンディングに注目が集まること必至。そのほか、西川喜一、渡辺佑太朗、大沢ひかる、池端レイナ、ちはる、二階堂智、山崎樹範、さらに、ミッキー・カーチスとった豪華キャスト陣が脇を固める。

監督は、『ベロニカは死ぬことにした』(05)、『センチメンタルヤスコ』(12)の堀江慶。映画・舞台と様々な表現の場で⾼高く評価される堀江慶が、その中で培ってきた、人間の心の奥をあぶり出す人物描写と、希望へと向かう力強い表現はそのままに、本作では、『時をかける少女』を彷彿とさせるような、瑞々しさに溢れたファンタジックな世界観に挑む。

そして、主題歌を担当するのは、2012 年メジャーデビュー以降降、その独特な世界観と圧倒的なパフォーマンスにより注目を集め、一躍日本音楽シーンを牽引する存在になったクリープハイプ。現在発売中の最新アルバム「一つになれないなら、せめて二つだけでいよう」に収録されている「2LDK」が本作の主題歌となっている。その情景描写と、切なくも鋭い感性によって本作の世界観はさらに昇華されていく。

ストーリー





大学受験を控えた平凡な高校三年生・葉山タカシの前にふと現れた少女・織部あずさ。タカシはあずさに一目惚れしデートを重ねてゆくが、ある時、あずさはタカシに不思議な告白をする。「私に会った人たちは全員、数時間後には私の記憶が消えているの。ただ理由もなく私のことだけが記憶から消えているの」と。そんな馬鹿げた話を信じるはずもないタカシだったが、ふとしたときに、あずさのことを忘れていることに気づく。昨日、自分は誰と会っていたのか?今日これからデートする相手は果たして誰だったか・・。あずさと会った日の出来事や、デートの約束などを細かくメモに書き留め、自分だけは絶対あずさを忘れないと奮闘するタカシだったが・・・。

スタッフ

監督:堀江慶
原作:平山瑞穂
脚本:おかざきさとこ、堀江慶
製作:吉田正大
プロデューサー:椋樹弘尚、渡辺尊俊
CO.プロデューサー:由里敬三

キャスト

村上虹郎
早見あかり
西川喜一
渡辺佑太朗
大沢ひかる
山崎樹範
二階堂智
ちはる
池端レイナ
ミッキー・カーチス

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