原題:救火英雄 / As the Light Goes Out

2013年/中国=香港/シネマスコープ/116分 配給:フリーマン・オフィス

2015年01月28日よりDVDリリース 2014年10月11日(土)よりシネマート六本木、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー

(c)2013 Emperor Film Production Company Limited Media Asia Film International Limited All Rights Reserved

公開初日 2014/10/11

配給会社名 0852

解説


ハリウッドで1972年に『ポセイドン・アドベンチャー』が製作されてから、1974年の火災パニック映画『タワーリング・インフェルノ』と、災害パニックドラマは世界的にも話題となり、その後も数多くの作品が作られてきました。特に火災をシチュエーションにしたドラマは、『バックドラフト』(91)が登場して以降、消防士を主人公にした作品も登場し、ここ1年においても、韓国映画の『ザ・タワー 超高層ビル大火災』、『ファイヤー・ブラスト 恋に落ちた消防士』や、パン・ブラザース監督の『インフェルノ 大火災脱出』が日本でも公開され、またアニメーションでも『プレーンズ2 ファイアー&レスキュー』が今夏公開されるなど、ブーム的な様相を示しています。

そんな中、香港の現・2大映画会社であるエンペラー・モーション・ピクチャーズとメディアアジアが手を組んで製作した超大作が『ファイアー・レスキュー』です。1億5000万HKドル(日本円で製作費22億円)を費やした本作品は、両社の所属人気スター、ニコラス・ツェー(『新少林寺SHAOLIN』、ショーン・ユー(『レイン・オブ・アサシン』)を主演に、発電所の大火災で香港が大停電になる中、消火と救出に命を懸ける男たちの姿を描いた感動的な物語として描かれています。

なお、本作にはジャッキー・チェンが本人役で友情出演するなど、どこで登場するかはファンにとってもお楽しみなシーンとなっています。

監督は、『燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘』を手掛け、香港映画界の若手監督として今もっとも大きな注目を浴びているデレク・クォック。共演には、『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』のサイモン・ヤム、『ブラッド・ウェポン』のアンディ・オン、『レッドクリフ』のフー・ジュン、『密告
・者』のリウ・カイチーといった面々が脇を固めています。

ストーリー



消防士のサム(ニコラス・ツェー)とチウ(ショーン・ユー)とイップ(アンディ・オン)の3人は、屯門で起こった火事現場での無理な行動によって負傷し、諮問委員会にかけられた。そして一人サムだけがその責任を取って昇進を逃してしまう。1年後、龍鼓灘消防署の署長となっているイップの下で働いていたサムは、12月24日の別の消防署への栄転移動が決まり、彼に代わるホイ(フー・ジュン)も赴任して平和な1日で終わるはずだった。

ところが、醸酢工場の火事で消火に向かったサムたちは、鎮火後、工場裏に発電所とつながる天然ガスパイプに気が付き、火事後の地面の熱が下がっていないことから、イップに二次被害を防ぐためにさらなる消火を進言するが却下される。だが、心配したサムたちは再度現場に向かうが予感は的中し、ガスパイプのそばに漏れていた油が引火して火災となってしまう。香港中が大停電となり、町中は交通渋滞が起きために消防車の援軍が到着できない。サム、チウ、ホイたちは、消火と発電所内に取り残された人々を救出するために発電所内に向かうが、火災の勢いに逃げ道を失ってしまった…

スタッフ

監督:デレク・クォック

キャスト

ニコラス・ツェー
ショーン・ユー
サイモン・ヤム
アンディ・オン
フー・ジュン
リウ・カイチー
ジャッキー・チェン

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